餅つき大会に参加しました。

日本人会主催の餅つき大会が、JICAホンジュラス事務所の中庭で行われました。



日本では、旧家にしかないような大きな臼と杵がありました。名前は分からないのですが、移動式のかまどで、
もち米が蒸されていました。大きなテーブルは、ビニールとサランラップでカバーされ、後は、もち米が炊ける
のを待つだけです。開始時間の9時には、すっかり準備が整えられていました。



炊き上がったもち米を、臼に入れてつくのですが、杵でこねることが大切なようです。
臼を回りながら、もち米をこねてから、ついていました。



つきたての餅は、まるめられ、大根おろし、黄な粉、餡、海苔で、いただきました。出来上がった餅を丸める
作業も、楽しそうでした。最初の内は、食べるスピードの方が早かったのですが、次々に餅が出来てきて、
トレーに並べられていきました。



餅つき大会のイベントには、19名の子供を含め58名が参加したそうです。
ここでは、日本大使館のM領事もJICAホンジュラス事務所K所長も、O次長もイベントを支える1作業員と
して活躍されていました。日本人会会長のSさんも、餅をつかれていましたが、何やら冷やかされていました。



餅つきは、半世紀前には、ごく当たり前に見られていたお正月を迎える風物詩だったのですが、餅が真空パック
されて、いつでも食べられるようになってからは、すっかり影をひそめてしまいました。そうした日本の文化が、
海外で年末の行事として、ここホンジュラスで生きていました。





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