ラ・クンパルシータへ連れて行ってもらいました。

バスは、午前8時30分、ほぼ予定通りに、ブエノス・アイレスバスターミナルに到着しました。
昨日、イグアスーから中務先輩宅へ連絡したところ、奥様からご自宅へ来るよう打診され、
甘えさせていただくことにしていました。



実は、サン・イグナシオからの3日分の写真を、うっかり、ウスアイアの店でしか開けなくなって
いたメモリーを使用してしまいました。日曜日でしたが、何処かで復元できないものか、店を訪ね
歩きました。



夕食は、前回同様、中務先輩のレストラン・日本橋でご馳走になりました。最も、中務先輩は
勤務中で、料理を作られながらの対面で、話を交わすことになりました。突然、奥様から、
にこやかに、浦和先生から電話ですよと受話器を渡されました。



浦和先生には、いつも温かく見守っていただき、有難く、恐縮しております。



中務先輩と、それほど長い時間を話した積もりはないのですが、気がついた時には、既に24時を
回っていました。ブエノス・アイレスで再出発された時は、50歳を過ぎられていたそうです。
海外雄飛の拓大に憧れて入学され、ご自分の夢を実現されました。



案内された中務先輩の部屋には、茗荷谷たより、拓殖大学学友会汎米支部だより・拓窓(創刊号・
第2号)、拓殖大学学友会バーナー、学校名入りの団扇までありました。また、書棚には、拓殖大学
国語学部教授・現拓殖大学名誉教授・浦和幹男先生のアメリカ・スペイン語の一断面(拓殖大学
言語文化研究所)、現代コロンビヤの口語スペイン語に関する実証的研究、共に拓殖大学研究叢書が
あり、何時も、拓大を意識されている部屋という印象を持ちました。



海外で活躍されている諸先輩は、今日も尚、若き学生時代の海外雄飛そのままの大志でおられるの
かも知れません。日頃、拓大を意識することもなく過ごしてきた者にとっては、ただただ頭が下がる
思いです。また、拓殖大学学友会が、海外の諸先輩、諸兄と、どのような連携を持たれているのかは
分かっていませんが、相当なネットワークではないかと思われます。今回、南米をわがまま旅行して
いますが、拓殖大学ラテンアメリカ研究会に所属していたお陰で、大先輩に快く応じていただける
ことを、嬉しく有難く思います。



中務先輩が、必ず案内されているタンゴの店が、ラ・クンパルシータだそうです。女性歌手が、
カミニートを歌っているところでした。エル・チョクロの演奏が続き、更に、男性歌手が、
マドレェ・セルバ、デス・テージョス、マニャーナ・サルパ・ウン・バルコと歌いついでいました。
店は、数万ドルかけて改装されたばかりだそうです。



タンゴ独特の感情たっぷりのボーカルと生演奏を、アルゼンチンワインと共に楽しみました。



中務先輩、今夜もお世話になってしまいました。ありがとうございました。






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