帰国の日を迎えました。

ラ・プラタ川は、川だと判っていても、とても川とは思えません。中務先輩から、この向こうは、
ウルグアイだよと言われました。ラ・プラタは、スペイン語で銀のことですが、川の表面が、銀の
ように光って見えたから、そのように名づけられたのではないかと言われました。



ラ・プラタ川近くのレストラン・アケッジョス・アーニョスに連れて来てもらいました。かって、
此処には、たくさんレストランが並んでいたそうですが、プエルト・マデーラ地区の開発に伴い、
大半が移転して、今では、数えるほどしか残っていないそうです。



中務先輩は、職業柄、ブエノス・アイレスで一流と言われているレストランは、全て行かれたそう
です。最近は、食事に注意されているそうですが、アルゼンチンの肉は脂肪が混じっていなくても
軟らかいためなのか、医者からも薦められているそうです。このレストランでは、たっぷりのマス
タードと食べる肉料理に人気があるそうで、ボリュームも十分でした。



毎日、食材を仕入れられていますが、今日は、日本庭園前を通っていただきました。



買い物にお出かけになる奥様に、お別れしました。居心地がよいため2週間も、お世話になってしま
いました。部屋と食事の心配もなく、インターネットにも接続でき、名所まで案内してもらいました。
お金と時間と煩雑さを、どれだけ省けたか分かりません。本当に天国のような日々を過ごすことが
できました。



先輩から時間があるから空港へ行こうと言われました。夜の出発ですので、バスを利用する積もり
でしたが、最後の最後まで甘えてしまいました。昔からの甘えの表現に、オンブにダッコという
言葉がありますが、その上は、カタグルマだそうです。拓大卒で、ラテンアメリカ研究会に所属
していた後輩というだけで、甘えの最上級で面倒を看てもらいました。



中務先輩、奥様、大変お世話になりました。ありがとうございました。
お陰様で、ブエノス・アイレスの日々を堪能することが出来ました。





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