ベネズエラがシニア天国のように思えました。

8日、カラカスの通称バンデラ バスタミーナルは、大勢の人達で賑わっていました。
メリダへ向かう積りでしたが、バス会社独自のターミナルを含めて、メリダ行は
全て売り切れていました、マラカイボの人が、自分達よりも3倍親切だと認めていま
したが、全国的に人気のあるデスティネーションのようです。

16時30分と17時30分のサン・クリストバル行のバスを売り出していましたので、
16時30分発のバスを購入しました。年配女性と隣り合わせましたが、空席がたくさん
あり、近くの席で景色を眺めていたら、眠ってしまったようです。

何やら騒がしい気配で目が覚めたのは、カラカスから2時間程のバレンシアでした。
席に戻ろうとしたら、若い女性が座っていました。自分の席だと伝えましたが、自由
席だと主張して動こうとしません。争うほどのことではないので、若い男性の隣に
座りました。

彼が、コロンビアのククタへ向かうと聞いて、同行することにしました。

6時45分にサン・クリストバルに到着すると、数人のタクシードライバーが、
ククタと叫びながら近寄ってきました。ベネズエラ人男性が交渉して、ククタまで、
800ボリーバルでまとめてくれました。7時15分には、タクシーに乗りました。途中、
警察官による荷物検査。国境のサン・アントニオの出国事務所で手続。同行の
ベネズエラ人が、通りを挟んだ向かいで出国税150ボリーバル(2.20米ドル)を立替、
ラニージャという申請書をもらってきてくれました。

大渋滞の中、再度コロンビアに入国。ククタのバスタミーナルに着いたのは、10時頃
でした。1人800ボリーバル(11.80米ドル)だと思っていた料金は、2人分の料金でした。
彼は11時出発のボゴタ行まで、付き合ってくれましたが、まるで、出入国を手伝って
もらうために出会ったような感じですが、本当にラッキーでした。

高齢者割引が、かなり浸透しているベネズエラは、シニアにとっては、とても旅行
し易い国のように思えました。



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