タルグア洞窟ガイド研修には、続きがありました。

タクシードライバーのフーリオ氏は、いつもの通勤路の交通量が増えてきているのを嫌って、少し遠回りに
なるようですが、別ルートで観光庁に向かってくれました。逆周りのようです。こちらも坂道なのですが、
また異なったテグシガルパの景色を見せてくれます。いろいろなルートを楽しめるのは大歓迎です。



毎朝、観光庁近くの交差点の路上スタンドで新聞を買っているのですが、いつもの新聞売りが見当たりません。
赤信号で停車している車に、新聞を売り歩いているようです。警察官が3人いましたが、顔が分かり名前を
呼ばれました。この間、タルグアへのガイド研修に参加していたツーリストポリスでした。
彼らにいつもの新聞をとってもらい、お金を渡すように頼みました。



観光庁でのツーリストポリスの拠点は、中二階にあります。
毎日といってよいほど相談に乗ってもらっている情報センターへ行くためには、ツーリストポリスの部屋の
前を通ることになります。午後には、ガイド研修の授業を受けることになっているはずの課長さんがいました
ので声をかけました。今日は、仕事のために、都合をつけられなかったようです。



急に、この間の国立職業訓練機関の先生の話を持ち出されました。
午後の授業の時間帯で、日本の文化と日本の観光の発展について話をして欲しいと言っているというものでした。
たまたま部屋の前を通りかかっただけなのです。
日本文化と言っても、何の資料も持ち合わせていないと応えると、インターネットで、検索して、これが使える
などと写真を示してくれました。しかもパワーポイントで紹介して欲しいと言われました。パソコンには、パワー
ポイントの機能がないことを伝えると、手伝うと言われてしまいました。
内容をメモリーで持っていけばいいからと、なかなか諦めてくれません。



どちらも、大きなテーマです。
これから、他の地域へのガイド研修旅行にも、同行させてもらう積りでいます。
自分に何か出来ることがあるのなら、お手伝いさせてもらうのも良いのかも知れません。彼らにとっても、
日本を知る良い機会になります。どこまで出来るのかは分かりませんが、プレゼンテーションのチャンス位に
思えば良いのかも知れません。それに、パワーポイントを覚える機会にもなります。それに、彼らにしても、
何も立派な講義を聴こうなどとは、思っていないはずです。そう思えば、気持も楽になります。
ただ、部長さんの許可が必要なことを伝え、引き受けることにしました。



ミーティングから戻られた部長さんは、二つ返事で了承してくれました。



早速、パソコン担当者に、日本文化関係の部分をパソコンに取り込んでもらいました。
ホンジュラス人の研修に参加させてもらったことから、日本を紹介することになりました。
ここでも、人の力を借りることになります。



そして、このブログでも、家族や友人、先輩から、また初めての人からもコメントやフォローを受けるなど、
多くの人に支えてもらっています。感謝しています。







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