外国人登録の手続がありました。





午後からJICA事務所に集合しました。いくつかのグループに分かれて手続をしていましたが、今日は、その
最終グループの手続日でした。青年海外協力隊の隊員もシニアも一緒で、15名ほどが、車2台に分乗しました。



出発までの15分ほどの時間は、近況連絡、情報交換の場となります。
少し気になっていた不審メールは、どうやらJICA関係のメーリングリストを利用していたようで、若い隊員
にも届いていました。彼もメールを開けていましたが、別に問題になるようなものではないと言っていました。
一安心です。
しかし、今後は、不審だと思えるメールは、黙って削除することにします。開いて不安な気持にさせられるより、
開かないことで不便さを感じることがあっても、その方が、まだ良さそうです。それにしてもパソコンの便利さ
の影で、その便利さを逆手にとって、悪徳ビジネスをする輩を、何とか取り締まれないものなのでしょうか。
ついうっかりクリックしてしまうということは、いくらでも考えられそうに思えます。



日本のコマーシャルで、ホンジュラスのことをやっていると話したら、中には、既に知っている人もいましたが、
皆驚いていました。この人達も、それぞれホンジュラスが大好きなようです。とても嬉しそうな顔をしていました。
そう言えば、他のラジオ局で出演依頼の話があった人のことを思い出しました。
日本では、ホンジュラスにスポットライトが当たっているのではないかと勘違いしてしまいそうです。恐らく、
ホンジュラスの国の名前を覚えてもらうのは、北京オリンピックでのサッカーが駄目押しをしてくれるものと
思っています。



JICA事務所へ行く前に、部長さんとカウンターパートが立ち話をしている中に入り、日本のコマーシャルで、
アメリカ、フランスの次にホンジュラスが紹介されているので、もうほとんどの日本人が、ホンジュラスの国名
を覚えたことになることを伝え、次は、どうやって来てもらうかという段階ですよと、日本のマーケットを考慮
してもらうことを、少し大袈裟にアピールしました。コマーシャルのダイナブックノートパソコンとメーカー名
は、二人とも良く知っていました。



外国人移住局まで、すんなり行けました。
途中、建設中の建物が、目につきました。素人目には、首都テグシガルパが、日に日に発展しているようです。



窓口は、空いていました。JICA事務所で既に用意されていた申請書に署名することから始まりました。
申請手続は、二種類あり、指紋採取からスタートしました。親指から1本ずつインク台に指をのせて、第一関節
の指の面全体が用紙の枠に入るように指を回しました。これを10本の指全部やり、更に、親指を除く4本の指を
第3関節まで採取し、そこでも更に、親指の指紋が採られました。左右10本全ての指の指紋を採取されたことに
なります。



ホンジュラスにいる外国人が犯罪を行うことなど考えにくいし、仮に犯罪をするとしても、手袋位するのでは
ないだろうかなどと思ったりもしました。若しかしたら、航空機事故か何かの時に、よく歯や指紋で本人を
特定することがありますが、その時のために備えてくれているのだろうかなどとも思いました。採取後、洗濯
洗剤のような粉を手の平に受けましたが、インクの油の方が強いようで、なかなか綺麗には落ちませんでした。



次は、写真撮影です。パソコン上で署名するのですが、元々、漢字で署名することなど想定されていないため、
かなりデコボコな字になってしまいました。それでも、本人らしさの署名のくせが残るようです。
両親の名前に身長と体重、体重はキログラムではなく、2.2倍したポンド表示でした。外見で本人を確認する
ためには、体重も必要なのかも知れません。電卓を使用しましたが、皆さんは、暗算が出来ていたようです。



最後に、パソコンの画面を見せられ、入力内容を確認して手続が終了しました。
既に、外国人登録証を作成するカードの在庫がなくなってしまったため、その日の内に出来る予定だった登録証
を待つこともなくなってしまいました。



忙中閑ありで、思わぬ時間をもらうことが出来ました。







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