パーティは、延々10時間を回ってしまいました。




午後1時に、Mさん宅に集合しました。
ここのアパートには、1年前に、不動産エージェントに案内されていました。人のよさそうな大家さんで、
庭の手入れが行き届いていることと、更に、郊外に別荘があり、週末には、その別荘も利用できることを
アピールされました。他には、日本人が誰もいなかったこともあり、仮に観光庁で行き詰まるようなこと
があった時、帰宅して1人になった時に、更に落ち込むのではないかと思いました。何より、パソコンが
不得手なため、誰かヘルプしてもらえる人が必要でした。そんなことから、保険をかけるような積りで、
現在のアパートを選びましたが、家具などの調度品も大人の雰囲気で魅力を感じたことを思い出しました。



現在では、二部屋にJICAシニア海外ボランティアが住んでいます。
そして今日、テグシガルパ在住のシニアボランティアと家族など、焼肉パーティをすることで集まりました。
青年海外協力隊の隊員も参加していました。



今回初めてJICAシニアボランティアとして派遣された人や、既に過去、他の国で経験していた人、また、
長い間、JICA関係に携わっている人など、フランス人の住人に、ニカラグア人の知人、国際結婚組の
ペルー人など、インターナショナルなものになりました。



料理は、当初案内された焼肉パーティではなく日本食が並んでいました。日本食だと、より安心感があって
話がはずむのでしょうか、テーブル毎に盛り上がっていました。手造りのパンや肉じゃが、ビール、イチゴ、
イカなどが差し入れられていました。



活動の情報交換から、お互いの接点など、話題が尽きません。
大家さんの別荘は、サモラノにあることが分かりました。ここには、ホンジュラスが誇る中南米一の農業大学
があります。机上の授業だけではなく、広大な敷地で、さまざまな農業の試みが実践されているようです。
学生達は、中南米各国から留学しているそうで、ホンジュラス人より海外からの留学生の方が多いと言われて
います。農業生産だけではなく、その販売までもが学習単位になっているそうで、農産物など生産から販売まで
活きた学習が採用されているようです。具体的に売り上げるところまで含まれているのは、何ともユニークと
言えます。大学の設備も超一流だそうで、ここで学ぶことが、その人脈も合わせてステータスにつながっていく
ようです。



昨日のシグアテペケの演奏会で知り合ったという日本人が、テグシガルパに、Nさんを訪ねて来ました。
ブラジルで、コーヒーの鑑定士資格を取った若い人でした。本人も楽器を演奏していたため、コンサートに
興味があったようです。何より、指揮者が日本人であることに驚き、演奏後、挨拶したかったようです。
テグシガルパで会う約束をしたのですが、まさか、こんなに大勢の日本人に会えるなどとは、思ってもいな
かったようです。飛び入り大歓迎で、ひとしきり、コーヒーの話題が続きました。



ニカラグア人に、自国の魅力について話してもらいました。たまたま隣で話をしていた人は、コスタリカ
パナマに暮らしていたことがあるそうで、図らずも任国外旅行をする際の参考となりました。
漠然と考えていた、ニカラグアコスタリカパナマへは、陸路パンアメリカンハイウエイで、それぞれ
1週間旅行し、パナマから空路ホンジュラスに戻ればいいと思っていましたが、この旅行に確信が持てました。
宿泊ホテルも、ホンジュラスとほぼ同じ様な状況だそうです。ガイドブックとは別に、生の情報を得ることが
出来たことは、とてもラッキーでした。



昼食パーティから始まったのですが、いつの間にか暗くなっていました。
途中から加わった大家さんも、パーティは3時間位だと思っていたようです。Mさんの奥さんは、夜食に蕎麦を
用意するなど、休む暇もなく接待されていました。人数も人数なだけに食事も飲物も半端ではなかったのですが
お陰で楽しいひと時とは言えませんで、ふた時も、み時も、10時間以上も過してしまいました。



Mさんご夫妻のおもてなしに感謝申し上げます。
ありがとうございました。









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