オロシ渓谷から再びカルタゴに戻りました。

雨も上がり、オロシ渓谷の街を散歩しました。
昨日の温泉の若い男性従業員や、バスを待っていた主婦に聞いても、サン・ホセのような大都市よりもオロシ渓谷
の生活の方がいいと言う返事でした。何処で質問しても、地元が良いというものでしたが、自然なことなのかも知
れません。



オロシ渓谷は、コーヒーの産地だそうで、ここで暮らす大多数の人が、コーヒーに関わっているようです。特別に
大きな家は見ていませんが、車やパラボラアンテナが目立つ、中級以上の人が多い、豊かな街の印象を受けました。



オロシ渓谷に来たからには、ガイドブックにあった17世紀の教会と、オロシ渓谷の全景を見たいと思いました。
教会は、門から建物までのアプローチで、厳かな雰囲気にさせるようです。教会の中の空気に張りひんやりした
ものを感じました。壁面には、キリストが十字架を背負いゴルゴダヘ向かう様子の絵が、一枚一枚、丁寧に描か
れていました。



ミラドール・オロシという展望台があるそうです。
ホテル近くのバス停で10時15分のバスに乗りました。バスは、30分毎にあるそうですので、ミラドールで途中下車
しました。料金は、225コロン(50円)でした。



ほぼ直線の階段があり、ここを登ると展望台に着きます。緑色のトカゲがいました。カメラを取り出した時には、
もう向うへ行ってしまいました。



ミラドール・オロシからカルタゴまでのバス料金は、405コロン(約90円)です。前にいた男性に、ホテルの所在を
聞いたところ、タクシーの運転手に確認してくれました。近くまで来てから、更に、周囲の人にも尋ねました。
ガイドブックには、このホテルの名前しかありませんでした。古いホテルのようです。今回の旅行では、料金が
一番安いホテルです。バス・トイレがフロアー共用というのは、これまで経験したことがありませんでしたが、
部屋には、テレビがありました。



ゆっくり構えていたら、午後から、凄まじい雨となりました。ホテルの前の道が、川のようになっていました。



ホテルの直ぐ近くには、市場がありました。日用雑貨から食糧まで、何でも揃っているようです。
また、強い雨が降ってきましたので、ホテルに戻りました。



カルタゴで活動されているJICAシニア海外ボランティアのTさんに連絡がつかずにいました。そうしたところ、
Tさんが、ホテルに訪ねて来てくれました。カルタゴでは、このところ、午後になると雨が降っているそうです。



コスタリカの一押しは、カルタゴから200kmほどの所にあるグアナカステだと言われました。コスタリカの良さ
は、歩くことで、より理解出来るそうです。健脚のようで、歩くことが習慣になっているようです。この周辺だけ
でも、ランケステル植物園やイラス火山、更に、オロシ渓谷の先には、尾瀬のような所があると、実地見聞された
コスタリカの魅力を話されていました。



明日は、コスタリカ第三の都市カルタゴを案内していただけることになりました。




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