Nさんの誕生日を祝いました。




Nさんから誕生パーティに招待されました。日曜日の夕方、Nさんが通う大学のクラスの友人達を中心に、
大使館やJICA関係の皆さんが、集まりました。



バーベキューを手伝う積りだったのですが、結果的には、火の起こし方の勉強になってしまいました。
パラグアイから来ている男性が受け持たれていました。パラグアイでは、バーベキューで肉などを焼くのは、
男性が担当するそうです。



パラグアイ方式の火の起こし方です。
新聞紙を丸め、重ねて、円筒にします。その回りに炭を置きます。それから、炭にウオッカをかけます。
マッチで火をつけると、ウオッカが、ガソリンのような炎をあげました。しばらくしてから、団扇代わりに
ベニヤ板で上からあおいで風を送ると、勢いよく火の粉が上がりました。



火を起こしている間に、若い人達が年配者に対して、何故、何の抵抗もなく付き合えるのか、また、年配者を
どのように思っているのか、複数の人達に、ヒアリングしました。



中米でも南米でも、家族をとても大切にするそうです。
例えば、クリスマスでも新年でも、家族皆で集まる習慣があるそうです。おじいちゃん、おばあちゃんから、
お孫さんまで、一族が一同に会すとなると、人数も30人とか、50人とかになるそうです。要は、日頃から、
世代を超えた集まりに慣れているため、年配者に対しても、ごく自然な気持で接することができる下地が十分
にあるそうです。



また、外国人ということへの興味もあるようです。自分達の文化とは異なった文化への好奇心や、年配者が
持つ経験や知識に対しての興味もあるそうです。そうした、いくつかの線が重なって、ごく自然に接している
そうです。実際、Nさんにも率直に尋ねましたが、何の抵抗も感じていないと言われました。



外国人という立場は、そうですし、年齢的には、確かに、親子ほど違いますが、人生経験はそれなりにある訳
ですから、あまり気にすることはないのかも知れません。
郷に入れば郷に従えで、安心してお付き合いできるようです。







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