ヘラルド紙の見出しは、米国民は、変化に投票でした。




ラクオバマ氏が、圧倒的な勝利で、黒人初の米大統領に、とあります。
米大統領選は、新聞、テレビで連日報道されていました。そして、オバマ氏の優位が伝えられてもいました
が、選挙では、何があるか分かりません。



しかし、本当に、黒人の米大統領が誕生しました。昨年だったでしょうか、アカデミー賞受賞者か候補者
だったか、はっきり覚えてはいないのですが、いつにもまして、黒人俳優の活躍が目立っていたような
印象がありました。その時は、時代の流れが、黒人を感じさせたように思いました。もはや米国には、
黒人への差別が、全くないことを強烈にアピールしていることになります。黒人のみならず、人種差別が
ないことのメッセージにもつながります。ヘラルド紙は、そうしたことを含んでなのでしょうか、世界が
新たな希望に満ちている、と報じています。



40数年前、特別英語の授業だったと思いますが、黒人が人間としてではなく、当時の法律では、物として
扱われた時代があったことを教えられました。グレゴリーペック主演の社会映画でも、人種問題が取り上
げられていました。また、米国社会では、いつの時代も、いじめられる対象があると言っていた人がいま
した。もう大分前のことになりますが、最初が黒人で、その次は、太っている人、そして、タバコを吸う
人の順だそうです。



日本人は、オバマ氏が好きじゃないの、と不意をつかれました。何のことだか分かりませんでした。
黒人大統領の誕生は、歴史的な出来事ですよ、快挙ですよ、とは言ったものの、何故、そんなことを
言われたのかを、尋ねましたら、ヤフーのスペイン語ニュースのことを知らされました。
日本は、2016年のオリンピックを誘致するために、候補国として働きかけているが、オバマ氏が大統領に
なると、その線が消えることを懼れている、とありました。



何故、そのような記事が、このタイミングで紹介されるのか、よく理解できません。そういうこともある
のかも知れませんが、これまでにはなかった画期的な出来事を、素直に喜びたいと思います。



守・破・離という企業内で使用される用語がありますが、変化は、破の時代と言えます。
これまでの常識や価値観までもが、大きく変わっていくのかも知れません。



この日、日本が、ホンジュラスに、73,000袋の肥料を寄贈した記事が紹介されていました。
ホンジュラスの全土で使用されるフリホーレスの種まき用の肥料となります。昨年の消防車輌に続いて、
今年は肥料のようですが、日本の援助は、お金ではなく、具体的な現物で行われているのが特徴なのかも
知れません。








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