やっと、ベリーズへ来ることが出来ました。
首都テグシガルパからは、早朝のタカ航空便を利用して、エル・サルバドルの首都サン・サルバドルで
乗り換えて、ベリーズ・シティへ入りました。
国境地帯の山を見て、太平洋を見て、更に、折り返して、カリブ海を見ることになります。ひょっとして、
ブルーホールが見られるかも知れないと思って、窓側の席を予約していたのですが、よく分かりませんでした。
半島のように見えたのは、アンバーグリス・キーと呼ばれる砂州だったかも知れません。
今回の旅行の目的は、マヤ遺跡に絞っていました。空港からは、一旦、市内のバスターミナルで、サン・
イグナシオ行きのバスに乗ることになります。バスは、超満員でした。首都ベルモパンまでは、1時間半ほどで
サン・イグナシオまでは、更に、1時間かかりました。料金は、6ベリーズ・ドル(3米ドル)ですから、空港
からバスターミナルまで50ベリーズ・ドル(25米ドル)というのは、いいビジネスなのかも知れません。
午後2時には、ホテルに入れましたので、早速、カハール・ペッチ遺跡を見に行くことにしました。
ホテルの1階に旅行会社があり、遺跡までの行き方を確認しようと思ったら、先客がありました。
日本人女性でした。カナダ・バンクーバーに5年住んでいる名古屋出身のIさんで、メキシコからベリーズを
経て、更に、グアテマラまでの一人旅だそうです。期せずして、一緒に遺跡を訪れることになりました。
カハール・ペッチ遺跡へは、ホテルから歩いて20分位の所なのですが、体力検査のようにも思える坂を上って
行くことになりました。
カハール・ペッチ遺跡への入園料は、10ベリーズ・ドル(5米ドル)です。
ホンジュラスの世界遺産コパン・ルイナス遺跡に似た雰囲気を感じさせる、こぢんまりとした遺跡で、
親しみが持てました。不思議なことに、この遺跡では、とても落ち着けました。
思いもかけなかった日本人との出会いで、話し相手がいるベリーズ初日となりました。