今日は土用の丑の日、産経新聞の記事です。

うなぎ販売好調
割安な中国産復活、スーパー2けた増見通し



きょう19日は、うなぎの需要が年間で最も高まる「土用の丑の日」。猛暑続きのうえ、値ごろ感のうなぎの
取り扱いも増え、7月のスーパー各社の売上高は前年同月に比べ2けた増となる見通しだ。昨年、中国産
ギョーザの中毒事件の影響で敬遠された中国産うなぎも店頭に復活し、節約志向を強める消費者に受け入れ
られている。
 西友プライベートブランド(自主企画=PB)の「国産うなぎかば焼き」の1尾当たりの価格を16〜22日まで
の限定期間で970円から850円に引き下げた。値下げを武器にこの期間に前年の1.5倍の販売を見込む。
 食品スーパーのいなげやは、土用の丑の日の売上高が前年よりも14%増えると見込む。「気温が高く、今年
は日曜日なので売り上げの増加が見込める」(いなげや)と鼻息が荒い。同社は国産のかば焼きを1尾当たり
1280円、中国産は680円で販売。今月1〜14日までの売り上げは前年よりも10%増と好調だ。
 中国産食品が敬遠された昨年に比べ、今年は食の安全問題の影響が薄れ、消費者の低価格志向も強まって
いることから、中国産うなぎの販売が堅調だ。
 マルエツでは、7月に入ってかば焼きの売り上げが前年の1.5倍に伸びているが、1尾580円の割安な中国産は
全体の伸びを上回る1.9倍になっているという。
 イトーヨーカ堂は、かば焼きを国産で1尾1280円、中国産で698円で販売中だ。「割安な中国産の売れ行きが
好調」といい、昨年は1%程度だった中国産うなぎの扱い比率を1割に増やした。






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