ホンジュラス関係 今朝の日本経済新聞の記事です。

ホンジュラス
混迷深まる
クーデター1カ月
周辺国の足並みにも乱れ



サンパウロ=檀上誠]中米ホンジュラスで6月28日にクーデターが発生してから1カ月。議会の指名で
大統領に就任したミチェレッティ氏は、追放されたセラヤ氏の大統領復帰を依然認めず国際社会と対立。
一方で、クーデター直後からセラヤ氏支持で固まっていた周辺国の間にも不協和音が広がり、混迷が
深まっている。
 クーデターを巡ってはコスタリカのアリアス大統領が22日、双方に最終調停案を提示。だが仲介が米国
主導で決まったことなどを背景に、セラヤ氏を支持していたベネズエラチャベス大統領やキューバ
フィデル・カストロ国家評議会議長は同案を非難。調停案がセラヤ氏復帰に「憲法改正国民投票
しない」などと条件をつけたことも不信を招いた。北・中南米諸国が結束してクーデターを批判する構図
が揺らいでいる。
 クーデター実行側にも微妙な変化が出てきた。ホンジュラス国軍は24日付声明でアリアス大統領の調停
について「交渉を支援する」と言及。新体制が国際社会から認知されず手詰まり感が広がる中、セラヤ氏
復帰に初めて柔軟な姿勢を示した。







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