ブログを閉じようと思いましたが、もう少し続けることにしました。


JICAシニア海外ボランティアとしての任期が終了した時に、ブログを閉じるのが、そのタイミングだった
のかも知れません。



ホンジュラスへの日本人渡航者は、年間約2600名で、この数字は、ここ10年ほぼ変わっていません。
日本人渡航者が余りにも少ないため、少しでもホンジュラスを知ってもらおうと思い、一時帰国した際に、
親友に頼んでブログを設定してもらって始めたものです。帰国間際にブログを閉じないでという声があった
時に、少しでも役に立てるものならと思いました。また、帰任直後のJICAシニア海外ボランティア春募集に、
ホンジュラスの観光要請があることを知らされました。



受かるか受からないかは計り知れませんが、万が一受かるようなことがあれば、ブログが、そのままつながる
と思いました。それでも正直、日本にいて、ホンジュラス便りなんて成立するのだろうかとも思っていました。
ホンジュラスと関わった時代に、何があったのかを記録するのも一つの考え方かも知れないと言い聞かせても
いました。手探りの最中に、ホンジュラスの政変が新聞で伝えられました。



春募集では2次試験まで進めましたが、合格発表日に、自分の受験番号はありませんでした。
健康、英語、スペイン語と、それなりに手応えを感じていましたので、面接で良い印象を与えることが出来
なかったのはないかなどと少なからずショックを受けていましたが、翌日、JICAから書類が届きました。
ホンジュラスで6月末に政変が起こったため、今回受験した要請そのものが取り下げられたと書かれていました。



資格登録の案内書類が同封されていましたので、応募しました。有効期間は、1年3ヶ月だそうですが、派遣を
保証するものではなく、実際に要請に結びつく人は3割程度とも書かれていました。



万が一と思っていたチャンスが消えたため、ブログを閉じようと思いました。しかし、閉じ方が分かりません。
このブログを設定してくれた親友に電話したところ、最近のブログの内容がつまらないことから、その内に、
そんな連絡が入るものと思っていたようです。



しかし、閉じるのは何時でも出来るから、1週間に1度でもいいから定期的に継続していけばいいと慰められ、
また、誰も見ていないから思うことを書いていけばいい、書くことはいくらでもあるはずだと、励まされて
しまいました。



実際、縁があって、曲がりなりにもこれまで続けてきたのだから、もう少し続けてみようと思い直しました。







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