運転免許証を更新しました。
誕生日の1ヵ月前から誕生日後1ヵ月の間が、免許更新の手続期間だそうです。交通違反の有無で、更新場所が
異なっていました。すっかり忘れていましたが、時間指定で右折禁止だった場所のボードに気が付かず、罰金
を納めていたことを思い出しました。
今回の更新手続は、近くの警察署ではなく、二俣川運転試験場となりました。最初にしなければならないのは、
免許証の暗証番号登録でした。1階の端末機で数字4桁の番号を2回登録し、自動的に印刷された紙片を受け取り、
2階の1番窓口に並びました。
1番窓口では申請書を受け取り、中央の窓口で、案内葉書に記された納付額の証紙を購入して、2番窓口に並び
ます。次は3番で視力検査でした。その後、9番で写真撮影となり、暗証番号の紙片バーコードを提示しました。
講習会場の場所が書かれた免許証引換証と交通教則本を渡されました。
2時間の講習受講後、免許証を受け取りました。新しい免許証は、本籍の行が空白でした。また、種類の普通と
いう言葉が中型に変わっていました。今年の1月からICチップ付に切り替わったそうで、本籍や交通違反などの
記録が盛り込まれているようです。
講習では、しらふと飲酒後の運転を比べていました。飲酒後には注意力が散漫となり、シュミィレーション画面
上で、何度も事故を起こしていました。また、飲酒運転のひき逃げで子供を失った親が、飲酒運転撲滅を訴えて
いるビデオも紹介されました。
前回の更新時では、交通事故による被害者、加害者双方の悲惨さを見せられ、免許証を返却したくなるような
気持にさせられました。今回の飲酒運転は、以ての外ですが、加えて、ひき逃げというのは、何とも、やり切れ
なさを感じさせられました。
ホンジュラスで停車していて追突事故に遭った時、追突した隣国の大型トレーラー運転手は、自分が運転して
いた車を乗り捨てて逃げてしまっていました。潰された車から外に出ても、どうしてそうなったのか理解出来
ませんでした。また、怒りをぶつける対象すらありませんでした。命を奪われていたとしたら、どのように
解釈すれば良いのか、見当もつきません。
ビデオでは、本人も家族も、誰も予期していないごく普通の日常生活の中で、飲酒運転という心無い不心得者の
ために、何の落ち度もない若い命が突然奪われ、被害者遺族も、決して拭い去ることが出来ない深い悲しみに
落とされた、と紹介されていました。
酒を飲んでいなくても、交通事故は考えられます。車を運転する際は、用心に用心を重ねるに越したことは
ないようです。それにしても、災難というのは、何時どのように襲ってくるのか見当もつきません。
今を見つめ、自分でやれること、やりたいことに向かっていきたいものだと思いました。