東京駅周辺を歩きました。

東京駅北口では、駅舎始め、駅周辺でも工事中の建物が目立ちました。八重洲口への通路を抜ける積もりだった
のですが、途中で曲がってしまったため、呉服橋の交差点に出てしまいました。この辺りも様変わりしていました。



八重洲口方向右手には、第二鉄鋼ビルがあります。此処には、その昔、日本航空がありました。海外団体旅行の
募集パンフレットを作成するために、航空会社のロゴが入ったブローシャーや訪問先の都市案内、また、各国の
出入国カードや、ギブアウエイの航空バッグなどを入手するために、通った時期がありました。



現在では、日本検疫衛生協会東京診療所があり、黄熱病など、各種予防接種を受けられる場所として知られている
ようです。当時の海外旅行は、種痘の予防接種が義務付けられていましたし、渡航先によっては、コレラの予防
接種が求められました。旅券申請から予防接種の案内など、旅行会社での初期の業務が思い出されます。



そのまま、有楽町方向へ歩きました。見える範囲はもとより、有楽町駅前にも新しい建物が増えていて、ちょっと
した浦島太郎気分です。歌舞伎座のある東銀座は、地方からの団体客の前泊の場所として、都度手配したものです。



歌舞伎座は、新しいビルに生まれ変わるそうですから、この辺の景色が一転することになります。
時代というのは、常に新しく変化しているようです。






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