W杯南ア大会32チームでそろう 東京新聞の記事です。

強豪順当 驚きは少なく初出場1ヵ国



サッカー SOCCER
 サッカーのW杯南アフリカ大会は各大陸予選が18日にすべて終了し、出場32チームが出そろった。連覇を
目指すイタリアなど、前回ドイツ大会の4強や最多6度目の優勝を狙うブラジルなど強豪チームが順当に本大会
へ進出し、初出場はスロバキアだけという驚きの少ない予選だった。
 昨年の欧州選手権を制したスペインは、今回の予選でも10戦全勝と強さが際立った。GKカシリャスから両
エースのビリャとフェルナンドトレスまで、軸となるポジションに世界屈指の逸材がそろう。南米予選を首位
で通過したブラジルも18試合でわずか2敗と貫禄(かんろく)を示した。
 前回大会準優勝のフランスと2度のW杯優勝を誇るアルゼンチンは予選突破が危ぶまれたが、土壇場で底力を
見せた。ただW杯で優勝争いに絡むためには、本番までにしっかり立て直す必要がある。ともに2008年欧州
選手権ベスト4のロシアとトルコが予選で姿を消したのは意外だった。
 欧州では、東欧と旧ソ連から前回大会より2減の3チームしかW杯切符を獲得できず「西高東低」の傾向が
一層強まった。各国協会や国内リーグの経済格差が代表チームの実力にも反映している。
 アフリカからは、前回大会の出場を逃したカメルーンとナイジェリアが戻ってきた。アフリカで初のW杯と
なるだけに、同大陸を代表する強豪2チームのプレーは楽しみだ。
 欧州チャンピオンズリーグなど、クラブレベルでは最高の舞台で頂点に立ったロナルド(ポルトガル)メッシ
(アルゼンチン)カカ(ブラジル)らのスター選手は、今回の予選で精彩を欠いた試合が多かった。本番では輝き
を放ってくれることを期待したい。 (ゼニツァ、共同)



2010年 W杯サッカー 南アフリカ大会出場チーム
日本        4大会連続 (4)
韓国        7大会連続 (8)
北朝鮮       11大会ぶり (2)
オーストラリア   2大会連続 (3)
ニュージーランド  7大会ぶり (2)


米国        6大会連続 (9)
メキシコ      5大会連続 (14)



ホンジュラス    7大会ぶり (2)



ブラジル      19大会連続 (19)
パラグアイ     4大会連続 (8)
チリ        3大会ぶり (8)
ウルグアイ     2大会ぶり (11)
アルゼンチン    10大会連続 (15)



デンマーク     2大会ぶり (4)
イングランド    4大会連続 (13)
フランス      4大会連続 (13)
ポルトガル     3大会連続 (5)
オランダ      2大会連続 (9)
ドイツ       15大会連続 (17)
スロバキア     初出場
スイス       2大会連続 (9)
スロベニア     2大会ぶり (2)
セルビア      2大会連続 (11)
ギリシャ      4大会ぶり (2)
イタリア      13大会連続 (17)
スペイン      9大会連続 (13)



アルジェリア    6大会ぶり (3)
ガーナ       2大会連続 (2)
コートジボワール  2大会連続 (2)
ナイジェリア    2大会ぶり (4)
カメルーン     2大会ぶり (6)
南アフリカ     2大会ぶり (3) (開催国)



※数字は出場回数。ドイツは旧西ドイツ、セルビアは旧ユーゴスラビアセルビア・モンテネグロを含む







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