元旦の今日、プエルト・バーラスの北と南へ行きました。

2010年、明けましておめでとうございます。



日本時間とは、12時間遅れで、2010年を迎えました。海外で新年を迎えるのは、1973年、カナダ・ウイッスラー、
2001年、米国・キーウエスト、2008年・2009年、ホンジュラステグシガルパ、そして、2010年、チリ・プエルト・
バーラスと5度目になります。



ホステルで薦められるまま、曇り空の中、プエルト・バーラスの北、ドイツ・コミュニティのフルティジャールへ
行きました。着いたところで雨が降ってきましたが、5分ほどで止みました。戻りのバスは、プエルト・バーラスの
南、プエルト・モンまで行くそうですので、ついでに行ってみました。バス料金は、フルティジャールまで800
チリ・ペソ(約150円)、プエルト・モンまで1,200チリ・ペソ(約230円)でした。



住めば都という言葉を聞かなくなりました。至る所に都が増えたのかも知れません。パタゴニアの夏、Tシャツの
人も見かけましたが、ダウンジャケットで過ごしていました。ベッドに入る時には、パジャマにジャージーを重ね
着し、靴下を履き、帽子までかぶって寝ていました。冬の寒さなど想像もできません。



それにしても、人は何処にでも住んでいるし、住めるものだと改めて思いました。昨日、ホステルで話した50代
ドイツ人男性は、現在は、カナダのバンクーバーで暮らしているそうです。人の幸せというものも、与えられる
ものではなく、自ら感じ取るものだということを思いました。



この旅行にしても、自分でも気違い沙汰なのだろうなと思わなくもありません。極楽トンボ、好きなことがやれて
いいですね、いい身分ですねといった声も耳にしています。何を望むのかは、人によって異なるのは当然のこと
なのでしょう。漠然と、ただ憧れていた未知の国に、今、こうして来ています。



プエルト・モンでは、大半の店が閉まっていましたが、何軒か開いている店もありました。サーモンは重さで販売
されていました。グラムは分かっていませんが、1,500チリ・ペソ(約285円)でした。ウニは、この瓶で2,500チリ・
ペソ(約475円)でした。もう少し大きいサイズだと4,000チリ・ペソ(760円)で、2本買うと、7,000チリ・ペソ
(約1,330円)になっていました。プエルト・バーラスへのバス料金は、700チリ・ペソ(約135円)でした。



ホステルに戻り、お屠蘇はウイスキーで、サーモンをつまみに、ウニ丼で、ささやかでもリッチな気分で元旦を
祝うことが出来ました。



本年もよろしくお願い申し上げます。





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