続 サバイバル時代の海外旅行術

第2章 21世紀のニュー・トラベルスタイル: かっての旅行スタイルは、バックパッカー
お金持ちも、すべての荷物を持って目的地まで直線的に移動するというものでした。現代は、
航空会社が集結するハブ機能を持つ都市まで荷物を全て持っていき、そこで空港や駅、もしくは
ホテルなどに荷物を預け、その後は手荷物だけで旅行するというスタイルが主流になっています。



荷物は、少ないに越したことはありません。必要なものは携行しなければなりませんが、不要な
ものは、紙1枚持ちたくないものです。



シニアとしては、しっかりしたキャスターのスーツケースとワイヤー錠があれば、セーフティ
ボックスとして利用でき安心できます。衣類では、昔から季節とは反対のものを1点携行するよう
に言われています。下着や靴下はシャワー時に洗えますし、干すためには、紐を持っていくと
便利です。プールや温泉用の水着、スリッパ代わりのビーチサンダルも欠かせません。



使わないと思いながら、必ず持っていくものに、風邪薬、胃腸薬、虫よけ、ムヒなどの塗り薬や、
食塩、予備の電池、磁石盤があります。いつも身に付けているものは、旅券のコピー、リップ
クリーム、目薬、バンドエイド。十分な備えとは言えませんが、憂いは軽減します。



中南米では、考えている以上に目立った存在のようです。また、確実に見られてもいるようです。
気休めかも知れませんが、安物のジーンズを履くことで、ターゲットになりにくいのではないかと
思っています。頭を包む帽子も紛れるツールかも知れません。実際、これまで危険な思いをした
ことはありません。



のど飴やチョコレートは、気分転換にもなり、ちょっとしたプレゼントになります。ラーメンや
醤油など、大抵の食料はスーパーで入手できますので、お湯を沸かせるトラベルクッカーが重宝
します。海外では入手しにくい、ソース、ワサビ、カラシなどは、小さなもので済みますし、
箸も便利です。



バスターミナルのインターネット店は、料金も安く、トイレもあり、荷物を預かってくれました
ので買物にも行け、とても助かりました。携行品は、旅行期間で変わってきますが、デイパック
と手荷物1個で済む旅行をしてみたいと思っています。それにしても、日本の宅急便は、本当に
便利なシステムです。海外で宅急便を利用できる日が来れば、それこそ、手荷物だけで旅行が
できることになります。






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