チリ地震1ヵ月外出禁止令解除 昨日の朝日新聞の記事です。

情勢は依然不安
サンパウロ=平山亜理」南米チリは27日、大地震から1ヵ月を迎えた。地震直後から震源地近くの
中部都市で頻発した略奪を防ぐために敷かれた外出禁止令は、この日までにすべて解除された。
地震津波による死者数は当初約800人と伝えられたが、26日の公式発表では452人となっている。
 地元の報道によると、外出出来ない時間が1日に18時間と、最も長かった中部の都市コンセプシオン
では26日に、その他の都市でも、27日に外出禁止令が解除された。だが、電気、水道などは完全復旧
しておらず、情勢は依然として不安定だ。当面、軍による警備は続くという。
 地震直後に就任したピニェラ大統領は、地震による被害を、300億ドル(約2兆7千億円)と見積もる。
労働省によると、地震の影響で8417人が職を失った。首都サンティアゴが3651人と最も多く、震源地の
ビオビオ州が3450人と続く。







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