とても楽しい1日でした。
ホームステイ先のサーディアさんご夫妻に、サンイグナシオへのドライブに連れて行ってもらいました。英国人のご主人、
マークさん初登場です。サンイグナシオは、サーディアさんの出身地で、親戚が多いそうですが、夕方に約束があることに
配慮されて、どこにも寄らないからと言われました。
途中、小さな食堂がありました。店がオープンしているのか閉まっているのか分りません。サーディアさんが確かめられ、
中に入りました。メニューを見ると、チキンとポテトのセットなどが8ベリーズドルで、飲物と合わせると、だいたい
10ベリーズドル(約450円)位でした。
他に客はなく、とても静かでした。サーディアさんは、こうした落ち着ける所が、好みなようです。実際、ここでは、時間
さえもゆっくり流れているような感じがしました。
個人経営の店で、客が入れば、注文を取り、料理を作って運び、後片付けをし、代金を受け取っていました。何時客が来るか
どうかなど分りませんが、客が入れば仕事をし、客がなければないで、何も変わらないのかも知れません。
スーパーマーケットが数軒ありました。テレビなどの電気製品が並ぶコーナーは砂埃でした。売れ筋と思われる食品の棚は、
綺麗にディスプレイされていましたので、同じ店とは思えませんでした。競合しているはずなのでしょうが、それぞれ
マイペースなようです。
サンイグナシオに到着。Rolsonホテル2階のバーで、休憩となりました。ここは、メキシコ料理レストランとして知られている
そうです。注文したピッチのビールには、レモンと塩が添えられていました。スプライト、おつまみのConch Fritters(巻貝の
揚げ物)で、約35ベリーズドル(1,575円)でした。
マークさんには、申し訳なかったのですが、冷えたビールに心地良い風を受け、ウトウトしてしまいました。とても静かで、
のどかな景色です。電線にバナナバードが止まっていました。お腹の部分が黄色いことで、そう呼ばれているそうです。
サーディアさんに指差された先は、親戚の家々でした。
帰路、車中から見える街道沿いの家を紹介されました。叔父さんの家やいとこの家で、リゾートも並んでいました。
サーディアさんのいとこは、19人の子持ちだそうで、思わず9人ですかと問い直しましたが、19人でした。
17時に、首都ベルモパンのバスターミナルで、セントラルファームで活動されている高宮さん始め、ベンケ・ビエホの村上氏、
そして、ベルモパンに着任されたばかりの尾崎さん、芝田さん、谷口さんの青年海外協力隊員の皆さんと待ち合わせていました。
スーパーマーケットのBRODIESに続く道は、高宮さんのお気に入りだそうです。
BRODIESで、偶然、リビングストン先生に会いました。
BULL FROG INNで、夕食となりました。チキン料理だと15ベリーズドル(675円)前後で、牛肉料理だと25ベリーズドル(1,125円)、
ビールは4ベリーズドル(180円)でした。
話は多岐に亘りました。お互いのことも、時折さりげなく紹介されていました。皆さんは、比べようもなく若いのですが、
若さの中にも微妙な差異があるようです。日本では、とても考えられない組み合わせですが、声をかけていただいたことを
嬉しく思っています。
BULL FROG INNが何処なのか分りませんでしたが、教えられた道を突き当たると、ベリーズ大学とホームステイ先との道でした。
家の鍵を渡されていましたが、そのことすら頭になく、テオドールさんに開けてもらいました。
シャワーを浴びたところで、尾崎さんから電話がありました。3人が帰宅していることを知らせるものでしたが、実は、無事に
ホームステイ先に戻っているかどうかを確認されたかったのかも知れません。お気遣いいただきました。
村上氏は、高宮さんと一緒で、バスの中でした。まだ小1時間ほど、バスに揺られ、更にタクシーに乗り継がれることになります。
お蔭で、楽しく交流させていただきました。ありがとうございました。