ベリーズ大学ランゲージセンター語学研修 第8日目

早いもので、ベリーズ大学ランゲージセンターで語学研修授業を受ける最終日となりました。明日、先生方の前でプレゼン
テーションを終えると、語学研修が完了することになります。

プレゼンテーションは、これまでに授業で学んだことや訪問した際の印象などを英語で伝えるもので、約20分と聞いています。
何を、どのように準備すれば良いのか迷いましたが、ブログを紹介しながら、織り込むことにしました。

パウリーノ先生は、先日話題にした栄イングリッシュサークルに興味を持たれていたようです。週に1度、トピックスを2〜3分の
英語で紹介し、質疑応答するという内容です。パウリーノ先生は、英語の教師間に、そのようなミーティングを考えられていま
した。相互に体験を共有できますし、先生が考えられている英語教育レベルの標準化にもつながると思われているようです。

語学研修は終わっても、活動は、これから始まります。配属先での提案書作成など、その都度添削が必要となってきます。
パウリーノ先生に、携帯とご自宅の電話番号を教えていただきました。週末夜間割引があると言われましたので、いつでも
電話していいことを確認させていただきました。

同様に、リビングストン先生とモデラ先生の電話番号も教えていただきました。

午後から、モデラ先生のご主人クリスバートさんに、マヤの民家へ連れていってもらいました。首都ベルモパンは、かって
首都だったベリーズシティが、ハリケーンの被害に遭ったことで、内陸に移転された首都でしたが、昨年、ハリケーンの被害を
被ったそうです。

訪問したのは、モパン・マヤ地区のケチ・マヤ族の家庭でした。写真の許可を得ましたが、家の中は、暖炉にとどめました。
土間では、2人の大人が食事中、1人がハンモックに揺られ、幼い子供達が子犬と遊んでいました。食器棚もありましたが、
生活必需品の多くは、天井や壁際につるされていました。上の柱からロープの輪がのぞいていました。首つり用と冗談を
言われても納得してしまったかも知れません。

マヤのケチ族は、保守的で伝統文化を守っているそうです。子供達が裸足で、その間を鶏やひよこが動き回っているのを
見ると、いかにも貧しそうな印象を受けますが、家の外には、自転車や車があり、パソコンのCDで伝統文化のシカダンス
などと言われると、何だかとても不釣り合いな日常生活を感じてしまいました。電気も一応通っていましたし、水は、外から
引いて溜めているようです。また、家から離れた畑では、トウモロコシ、野菜、果物を栽培し、新たに米も始められたそう
ですから、食べるには困らないようです。

主食のトウモロコシのトルティージャを、日に3度食べる習慣は変わらないそうですが、伝統的な茅葺の家の前に、普通の家を
建てるなど、少しずつ近代化に妥協している様子が感じられました。

ケチ・マヤ族は、自分達の言葉だけではなく、普通に英語を話しているようです。ちょっとした会話にも屈託のない笑顔を
見せてくれました。ホンジュラスにいた時の悪い雑草は死なないという表現は、ここでも受けていました。



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