昨日は、もう一つ、サプライズがありました。



ベリーズの国章には、中央にマホガニーの木が描かれています。木の左右には、上半身裸で裸足の有色人種
二人の男性が、左側で斧、右側で櫂を持って立っています。二人が支えている木の前の盾には、上部に木を
伐り出す道具が、そして、下部には船の絵があり、更にその下のリボンには、ラテン語で木陰のもとで栄える
(Sub Umbra Floreo)という意味が書かれているそうです。

ベリーズから、マホガニーやログウッドなどの大木が大量に切り出されて運ばれていたことが具体的にデザ
インされているようです。大木の記憶は、1980年の研修旅行ヨセミテ国立公園で見たセコイアの木まで遡る
ことになります。

ベリーズシティのマホガニー通りなど、ベリーズの何処に行けばマホガニーやログウッドが茂った森を見られる
のか、ずっと気になっていました。

トーマスさんが、昔はオレンジウオーク地区の遺跡の1つで知られるLa Milpaの近くから、鉄道で運ばれていた
こと、今では使用されなくなった線路が残っていること、更に、この辺りは、ベリーズ観光産業協会オレンジ
ウオーク役員ヘイロック氏の地元だと教えてくれました。

ヘイロック氏は、PROGRAM FOR BELIZE( www.pfbelize.org)のマネージャーで、先週、オレンジウオークと
コロザル51頁の資料を、ロイ エグテクティブディレクター宛にメールされていた人です。ベリーズ観光産業
協会とは目と鼻の先ですので、是非話を聞きたいと思いました。

許可を得てからの方が良さそうですが、ロイ エグテクティブディレクターは外出されていました。アポイントを
とろうと電話しましたが、どういう訳か、つながりません。ダメもとで押しかけることにしました。

受付の女性に、口頭で身分を伝え、取り次いでもらいました。直ぐにオフィスへ案内されました。ノーアポントを
詫び、一昨日オレンジウオークを初めて訪問したこと、また、昨日、レポートをメールしたことを伝えました。

ヘイロック氏は、全く気にされる様子もなく、にこやかに迎えてくれました。それどころか、既にレポートを
読まれていました。これには、こちらがびっくりさせられました。

返信がないので、ベリーズ観光産業協会オレンジウオーク支部のサラス代表は、忙しくて、まだメールを開いて
おられないものと思っていましたが、いち早くヘイロック氏へ転送されていました。

枚数が多かったと思うので、今後は1枚にしようと考えていると話したら、ヘイロック氏から、無理に1枚にする
必要などないと言われてしまいました。考え方やアイデアなどを、参考にされたいと思われたようです。

その後は、地図を広げて、ノーアポイントなのに、相手の時間も構わず、話を交わしてしまいました。
ずっとこういう話をしたかったのですが、ここにきてようやく活動らしい活動に入った感じです。

1ヵ所動き、来週、更に1ヵ所が予定されています。そして、この間のベンケ・ビエホ タウンからの要請は、既に
報告していますので、上長の調整待ちです。

ベンケ・ビエホ・デル・カルメンは、7つのタウンの1つでした。この間は、市と案内してしまいましたが、
ベリーズで、市というのは、首都ベルモパンベリーズシティの2ヵ所だけになります。そして、タウン
というのは、コロザル、オレンジウオーク、サンペドロ、サンイグナシオ、ベンケ・ビエホ・デル・カルメン
ダングリガ、プンタゴルダの7つとなります。

ロイ エグゼクティブディレクターには、ヘイロック氏を訪ねたことが、事後報告となってしまいましたが、
人脈といい、情報といい、大きな収穫となりました。果たして、勝手な行動だったのか、自ら進んで動いた
方が良かったのか、ベリーズでの、この辺の感覚は全く分っていません。

来週の出張は、この間のオレンジウオークの時より長くなります。車での話題の1つとして、率直に尋ねて
見ようと思っています。



人気ブログ・ランキングへ