三度目で、ようやく中に入れました。

国立図書館の名前は、LEO BRADLEY LIBRARYでした。タクシーでの通勤路プリンセス マーガレット
ドライブに面した図書館の前を、それこそ何回通ったか分りませんが、ここに国立図書館があるなど
とは思ってもいませんでした。

三度目でようやく中に入れました。午前9時開館で、月曜日から金曜日は午後7時まで、土曜日は13時
までだそうで、日曜日は休館と言われました。

デイパックは、入口で預けることになります。ハンドバッグのようなもので、その都度、カメラや筆記
用具、手帳を取り出しましたが、快く応じてもらえました。職員の皆さんは、とてもフレンドリーで、
初めて会った人達とは思えませんでした。

資料は、調べたい内容を伝えると直ぐに探してもらえました。コピー(1枚30セント・15米セント)も
頼むことが出来、大きな地図も6分割で裏表コピーしてもらえましたので、手間が省けました。

14時から17時までいました。日本だと恐らくこの時期の平日の図書館は、ほとんど受験生とシニアの
世界ですが、大学生と思える若い男性が数人いました。その後、高校生か中学生なのか学校帰りの生徒達
が入って来ました。低学年向けの部屋の側面には、パソコンがあり、数人がブースを利用していました。

図書館は落ち着けます。本来、誰もいないアパートが一番効率良く捗るように思えるのですが、どういう
訳か、コーヒーショップや図書館のように他人がいる中で作業する方が確実です。どうやら、自分を追い
込むのには、他人の目があった方が良いのかも知れません。

図書館を出たところで、名前を呼ばれました。ベリーズ観光産業協会で1月6日まで実習研修していた学生の
チェルシーさんでした。パワーウオーキングの途中のようで、年配の女性も一緒でした。知っている人に
会うなどとは思っていませんので、つい考えごとをしながら歩いていますが、ベリーズの社会は、本当に
狭い世界のようです。

突然、中国人?日本人?と年配の男性から声をかけられ、日本人と応えると南無妙法蓮華経と挨拶され、握手
ではなく、こぶしを軽く合わせて別れました。何とも不思議な人がいて、不思議な出会いがあるものです。

それにしても、17時を少し回ったところでラウンドアバウト近くと言うのは、いつもより30分も早いことに
なります。より長く図書館にいられて、30分早くアパートへ帰れるのは、願ったり叶ったりで、何か、調べ
ごとが出来た時は、このパターンにしたいと思いました。



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