黄金の雨という名前でした。

コロザルへの出張時に、ベリーズ日本人会会長 井上様を訪ねました。
正確には、迎えに来ていただいたことになります。ご迷惑にならないように訪ねる積りで、
バスを降りてしまいましたが、辺りの様子に見覚えが無く、電話したところ、ベリーズ
シーアイランド コットン農場/工場のかなり手前だったようで、結局、面倒をかけてしまい
ました。

先日、オレンジ ウオークの中央公園内に、ツーリズム インフォメーション センターが
オープンされましたので、様子を見に行くことを伝えたところ送っていただきました。

ベリーズ観光局の資料に交じって、ベンケ ビエホ タウンのマップが備えられていました。
ベンケで活動の村上青年海外協力隊員が中心となって作成されたものです。
また、オスマニィ支部代表が経営されるナヒル マヤブ レストランのメニューがありました。

ここでオーダー出来るの? と尋ねると、ベリーズ観光産業協会オレンジ ウオーク支部
ジャスミンさんが、笑いながら、出来ますよと応えてくれました。

ツーリズム インフォメーション センターの脇にある木は、メキシコでは黄金の雨
(Lluvia de Oro)と呼ばれているそうです。首都ベルモパン周辺で、この木に気がつき
バスの車窓から何度か写真を試みました。

井上様の御子息が通われていた幼稚園に、この黄金の雨の木があったそうです。御子息を
幼稚園に託して帰ろうとすると、泣きだしてしまったそうですが、幼稚園の先生が、御子息
を泣き止むまで抱きかかえられていたそうです。

数日繰り返されたそうですが、その後は、泣かずに通えるようになられたそうです。
黄金の雨の木をご覧になりながら、懐かしそうに振り返られていました。

黄金の雨の木には、もちろん正式な名前があるのでしょうが、何とも綺麗な名前で、
メキシコ人の感性に拍手を送りたくなります。



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