シャーガス デーの今日、ベリーズ ボランティア総会が行われました。

年に二度の総会で、中間報告、帰国報告など、青年海外協力隊員、短期隊員、シニア海外
ボランティアの皆さんのこれまでの活動が紹介されました。

ボランティア要請と派遣との食い違いや、カウンターパートが不在といった、それぞれ
異なった職場環境や条件の中で、早期に現状を把握されながら、何が必要なのか、また、
何が出来るのかを分析、目標を設定し、その目標に向かって、どの様に活動を展開されて
きたのかが控え目に話されていました。

話の節々で、ご苦労があったことは容易に察しられますが、そうした苦労を嘆かれるのでは
なく、苦労に向き合った考え方や、対処されてきた様子が窺えました。

膨大なコストが見込まれる中、企画段階で各金融機関、支援団体に応援を求めて実現されて
きた事例など、桁違いの活動報告もありました。一方、知恵と工夫で、極めて僅かなコスト
で、外部の協力を得られたケースなど、手の届きそうな事例報告もありました。

小さな国とはいえ、北から南まで、民族や文化が異なる環境の中で、これまで活動されてきた
様子が分りました。自分ならどのように対処できたのだろうと、つい重ねて考えてしまいます。

日本社会では、大抵の場合、歯車の一つとして仕事をすることになるけれど、その点、小さな
国の場合は、ボランティアの提案を受け入れてもらえる余地も大きく、活動の魅力という言葉
が印象に残りました。



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