ホンジュラスでの昼食の様子です。

数年前の前任者の報告書では、観光庁の勤務時間は、午前7時30分から15時30分
までとありましたが、昨年着任した時には、既に、午前9時00分から17時00分に
変更になっていました。



変更にはなっていたのですが、何故、こんなに早く始まっていたのか、疑問に
思っていました。どうやら、始まる時間が問題なのではなく、明るい内に自宅に
帰るためには、結果、明るい内に仕事を終えることになり、定まった勤務時間を
こなすためには、朝早くから仕事を始める必要があったからのようです。



観光庁では、自家用車で通勤している人も多いのですが、バスやコレクティー
(乗り合いタクシー)を利用している人もいます。夕方17時がラッシュアワー
なるのは、何処も変わらないようです。



昼食時間は、自分達は30分間だけど、周囲を見て慣れるためにも、1時間とって
もらって構わないと配慮いただきました。以来、それが習慣となりました。 



昼食に、お弁当を持参する人もいます。2階と4階に食堂があり、とは言っても、
食事が出来る場所の意味ですが、電子レンジと冷蔵庫が備えられていますので、
ホンジュラスでは、毎日必ず食べるというトルティージャ(トウモロコシの粉で
作ったお好み焼きのようなもの)も、温かくして食べられます。



観光庁から歩いて2、3分の所にあるコメドールという一般食堂で済ませたり、
テイクアウトにしたりして、食堂で食べる人もいます。事務所内での飲食は、
原則として禁じられています。



昼食時間が1時間あるお陰で、観光庁近辺のほとんどの店で食事をしました。
それでも、出かけて食べるのに飽きてしまってからは、時々、弁当を持参する
ようにもなりました。箸を使って食べていると、それが、とても不思議に思え
たようで、使い方が難しくないのかを聞かれたりしました。また食事しながら
コーヒーを飲んでいたら、何かしら違和感を覚えました。周りでコーヒーを、
飲んでいる人は、誰もいません。皆、スプライトやコーラを飲んでいました。
どうやらコーヒーは、朝の飲物のようで、昼食には、冷たい飲物を飲むと言わ
れました。こんなことでも、お互いに異文化を感じ、それが話題となって交流に
なるのだと思いました。それからは、食事中には冷たい飲物、そして、食後に、
コーヒーを飲むようにしました。もっぱら、アメリカンで砂糖を入れずに飲んで
います。



この写真は、観光庁から歩いて5、6分の所にあるドン・キホーテという名前の
レストランです。ランチタイムのワンメニューです。



スープから、パエジャ、肉とジャガイモとタマネギ、スペインオムレツ(スペイン
では、トルティージャ)サラダ、パイナップル・ジュース、デザートと、一応
コース料理になっています。日本円で約900円ですが、300円前後でも食べられる
所がありますから、少し割高なレストランになります。








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