コマヤグアで宿泊したホテルです。





ホンジュラスの公式ガイドブック ホンジュラス チップスには、コマヤグアの
ホテルが、19軒記載されています。その中には、部屋数が、10部屋のホテルが
6軒もあり、最大の部屋数のホテルでも、44部屋でした。
料金は、トイレ、扇風機、テレビだけの部屋は600円からとあり、最大でも、
宿泊料金は、1泊7,000円になっていました。ホテル料金は、時期によって
異なりますので、予めご了承下さいとありますが、具体的な時期は、分かって
いません。ですから、ここに掲げられた料金は、一応目安と考えておいた方が
良いのかもしれません。



それにしても、どうして、部屋数が10部屋のホテルなのか、何故、料金が、
600円なのか、とても不思議に思えました。遥か以前のこととはいえ、かっては、
首都だった都市です。その古都には、相応しくないように思えました。



ホンジュラス チップスに、ホテル名を掲載してもらうためには、掲載料を払わ
なければならないようです。ですから、実際には、小さなホテルが、もっとある
そうです。米国、カナダ、ヨーロッパなどからのバックパッカーが客のホテル
ではないかと言われました。誰が計算したのか、バックパッカーの宿泊予算と
いうのは、1泊5ドルまでというのが常識なようです。ですから、掲載料金を
払ってまで宣伝するまでのことはなさそうで、口コミだけで十分なようです。
この600円の料金でも掲載しているのは、バックパッカーへの用意もありますよ
というメッセージも兼ねているのかも知れません。



ホテルの料金には、部屋や施設の機能が示されています。バス・トイレが部屋に
付いているのか、お湯が出るのか、エアコン付きなのか、扇風機なのか、プール、
バー、レストラン、テレビ、冷蔵庫、ビジネスセンター、会議室、サウナ・ジム
の有無といったニーズで、予算に合わせられます。



宿泊したのは、モラーレスというホテルで、コマヤグアでは部屋数が最大のホテル
でした。このホテルは、他のシニアボランティアの活動先がよく利用していると
聞いて、予約したもので、朝食付きで1泊2,100円でした。



部屋は、小さいのですが、右にベッド、左に机、その奥が、トイレとシャワー室と
機能的に作られていました。ベッドの脇には、電話があり、その下には、スーツ
ケースを置くためのスペースがありました。
ベッドは、キングサイズでシーツとバスタオルが、綺麗に折りたたまれていて、
1回分のシャンプーと石鹸がありました。また、机の上には、無料のペットボトルが
置いてありました。窓は、ガラスが何段にもなっていて開閉でき、角度で温度調節
できるものでした。テレビは、部屋の空間を利用し、エアコンは、部屋の上部に
取り付けられていました。写真を撮っておけば良かったのですが、うっかりして
しまいました。



ロビーには、大型のテレビがあり、コーヒーが、24時間サービスされています。
直ぐ隣は、レストランなのですが、ロビーが狭い分、とても広く感じました。



最初に案内された部屋は、2階のインサイドルームで暗かったので、別の部屋に
変えてもらいました。料金が少し上の部屋だったようですが、それほど大きな
差ではなかったし、エアコンを使うような暑い日でもなかったので、エアコンを
使わないからと言ったら、そのまま了承してくれました。お金が払えない訳では
ないのですが、こういったミニ交渉は、会話の練習にはとても良い場で、相手が
どのような応対をするのかを見るのにもよく、学習の場だと思っています。



ホテルの宿泊の登録には、身分証明者の提示が求められます。
また、料金は先払いでした。



6時起床、6時半朝食、7時に出かけました。チェックアウトは、13時でした。
前日に頼んでおいたモーニングコールは、人の声でした。朝食には、朝食券が必要
でしたが、その都度、カウンターで書いてもらって、隣のレストランへ行きます。
朝食は、ホンジュラスの定番トルティージャとフリホーレスかホットケーキでした。



何処の国でも、それが一番良いと思える方法をとっていることに変わりはありません。
それなりに理解できなくはないのですが、どうしても日本と比べてしまいます。
朝食券など、決まりきったものは、先に渡しておいた方が良いと思うのですが、
その都度確認をすることも大切なことなのでしょう。事前の案内がなくても、
何となく見当がつくというのも、かなり慣れてきたのかも知れません。






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