1週間振りのホンジュラス観光庁です。

タクシーを降りた玄関先から、いつもの挨拶が始まりました。
しばらく見かけなかったけど、何処かに行っていたのと、声をかけられました。
エルサルバドルと応えると、ホンジュラスと比べてどちらがいいかと聞かれま
した。会う人毎に、同じ質問を受けました。
それぞれの国に魅力があること、今回の旅行で比較できるようになれたこと、
そして、両方の国を旅行するのが、一番いいことが分かったと応えました。



これは社交辞令ではありません。
今回の旅行は、往復とも航空機利用でしたが、これだけ近い国だと陸路で旅行
する方が、より迫力があってよいのかも知れません。特に、日本人の場合は、
陸の国境を持たないため、それだけで観光のポイントになります。大昔の香港
や、マカオ旅行では、中国との国境を見ることが、観光コースに組み込まれて
いました。確か、テキサスのエル・パソから、メキシコ側のシイウダッド・
フアーレスまでだったでしょうか、出国税か入国税かも定かではありませんが、
5ドル位を支払って、リオグランデ川を歩いて渡ったことがあります。名前とは
正反対の、とても小さな川だったことを覚えています。メキシコ側を、ぐるっと
回って、また、エル・パソへ戻りました。
もの好きと思われるかもしれませんが、これも一つの旅行です。



せっかく、ホンジュラスにいる訳ですから、中米7カ国を、全て旅行したいと
思っています。隣の国だと、何となく雰囲気が似ているのではないかと、勝手
な想像を働かせてしまい、敬遠しがちですが、ホンジュラスエルサルバドル
は、当たり前のことかも知れませんが、全く異なっていました。
中米の中の国にいると、旅行感覚的には、それだけで何となく、中米全体が
分かったような気分になり、更に欲が出て、南米の国へ目を向けがちなもの
ですが、とんでもない心得違いだと思いました。たまたま、エルサルバドル
に出張して、ほんの少しを垣間見ただけなのですが、ホンジュラスにいる間
は、ここを起点に、ニカラグアコスタリカパナマ、そして、ベリーゼを
旅行すべきだと納得出来ました。
グアテマラへは、その機会を待ちたいと思います。



ここ中米には、憧れのパンアメリカンハイウエイが通っています。全線踏破
などは、夢のまた夢ですが、国際バスを利用することで、途切れ途切れでも
いいから、走ってみたいと思っています。ホンジュラスへの戻りを航空機に
すれば、上空から、パンアメリカンハイウエイのバスルートを見られるかも
知れません。



エルサルバドルへの出張は、中米を再確認、再認識することが出来る旅行と
なりました。







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