観光庁の新フレーズが披露されました。




写真は、リカルド大臣とマーケッティング部長、ガリフナの人達の歌と踊り、観光庁の職員、
ツーリストポリス、会場の雰囲気などです。



昨日、マーケッティング部では、招待しているお客様から出席の返事をもらっている人の数の確認に、
おおわらわでした。他部門にも応援を求めていたため、その確認作業も必要でした。



リカルド大臣も出席される観光庁あげての一大イベントです。
午前11時に始まりますので、昼食の用意も見込まれています。お客様の人数が分からないと、何人分の
食事を準備してもらえばよいのか、ホテルへ連絡も出来ないことになります。主催は、観光庁ですが、
このイベントの担当部門は、マーケッティング部になります。仮に、人数が読めたとしても、実際に、
開催時間に、集まってもらえるかどうかまでは分かりません。部長さんは、さぞかし気をもまれたこと
だと思います。



午前9時に集合するように指示されていました。服装は、フォーマルです。
黒のスーツに白ワイシャツ、黒のネクタイと、席が近くの男性からアドバイスされて、思わず聞き返し
ました。そこまでの準備はしていないので、できるだけ地味なものにすることを伝えました。
その昔、メキシコへ行った時、頼まれた届け物を、ホテルまで取りに来てもらったことがありましたが、
その時の大学教授は、黒のネクタイをされていました。日本と同じで葬式からの帰りだと言われました。
黒のスーツは、2回経験しています。一度は、ワシントンでの晩餐会で、後は、パリでした。ところが、
そのパリのホテルでは、従業員が、皆黒い服を着ていたため、間違えられて、宿泊客から、いろいろと
質問されてしまったことがありました。観光庁の女性職員の服装も、黒が基調だったため落ち着いては
いましたが、何やら日本の就職活動スタイルに重なって見えてしまいました。



幸い、開始時間には、準備されていた席も埋まり、立っている人が出るほどでした。
リカルド大臣、パウラ副大臣始め、ホンジュラスの観光関係者が集まりました。マスコミのカメラマンの
人達が、ポジションを取っていました。数日前、エルサルバドル空港で知り合ったチャンネル30のテレビ
局の人にも会いました。他のテレビ局では、チャンネル51の人の名刺をもらいました。



肝心の観光庁の新フレーズは、来賓、大臣の挨拶の後に披露されました。
トード エスタ アキ(Todo está aquí.)というものです。
全てが、此処にありますという意味で、ホンジュラスには、観光の魅力の全てがありますということを
表しています。外に向けては、文字通りホンジュラスの魅力のPRになりますが、内に向けては、自分達が
持っている観光資源を再確認することになりますし、それを大切にして、観光産業を基盤に、観光に関わる
全てのことを伸ばしていこうということにもつながっていくようです。



実際、ホンジュラスには熱帯の自然、マヤ文化遺跡、カリブ海の海、空、浜辺といった現在の主要観光要素
だけではなく、有史以前の岩絵や、モスキーティア地方など、まだ手が届いていない歴史遺産や自然遺産も
数多くあるようです。伝説の都市も、発掘を待っていると言われていて、ロマンを感じさせます。動物や
植物、昆虫などの種類も豊富で、潜在的に観光資源に恵まれています。ですから、観光の魅力の全てが、
ホンジュラスにありますと言っても、過言ではないように思えます。



もっともっと、内外にPRしていく必要があるのでしょう。
ただ、現実には、モスキーティア地方など、インフラ面で一度に大きなグループを受けることが出来ない
所もあります。こうした所へは、個人や小グループでの旅行が適していると思われます。
ここに来る前は、ホンジュラスのことは、ほとんど何も知りませんでした。確かに、これほど観光の魅力に
あふれた国も少ないのではないかと思っていますが、全くと言っていいほど知られていないのも事実です。
これまでの1年で見聞した所は、極めて限られています。この後の1年で、少しでも多くの観光スポットを
紹介出来ればと思っています。







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