サンファンシートのフェリアに誘われました。





木曜日の午後のことです。観光庁の5階の受付担当者から、電話するようにと、伝言メモを渡されました。
知らない名前でした。女性の名前だということを確認して電話すると、今週の土日にフェリアを行うので、
招待したいというものでした。
昨年のジャズフェスティバルの時に行っていることを伝えましたが、今年は趣向が異なるので、是非来て
欲しいというものでした。即答を避けて、後から電話することにしました。



2階の情報センターの生き字引氏に聞いたら、サンフアンシートのフェリアの責任者でした。
よく知っているような口振りに思えましたので、日曜日に行くことにしました。



サンファンシートは、首都テグシガルパから、車で1時間ほどの所にあります。
かっては、鉱山の町として栄え、掘り出された金や銀がスペインへ運ばれていったようです。現在では、
その鉱山跡が観光スポットになっているそうですが、残念ながら、昨年に続き今年も、そこまでの時間は
とれませんでした。でも、ホンジュラスで一番の高額紙幣の500レンピーラ札の裏面を見ることで、往時の
様子を、ほんの少し知ることができます。



今年も、ハーレーダビッドソンの一団を見ました。クラシックカーは、年配者が好むようで、最新の車輌は、
若い人のものだそうです。フェリアに、花を添えているのかも知れません。



いずこの地方自治体も、自分達の町を、どのようにPRして人に来てもらえるようにするのか知恵を絞って
いるようです。テレビカメラが入っていました。観光庁の写真を引き受けているプロの写真家にも会いました。



カラフルな民族舞踊というのは、とても楽しいものです。そして、マリンバの軽快で早いリズムは、人を
陽気にさせるようです。ステージ後に、ダンサーに誘われた観客が、一緒になって踊っていました。



この日は、ホンジュラスらしいと思っている人にも出会いました。
馬に乗った年配の男性です。カーボーイのような独特なスタイルです。昨年サン・ホセ・デ・コリーナスの
フェリアに参加した時は、馬に乗った人達が、日本の流鏑馬のような競技をしていました。地方へ行くと、
馬が、今でも大切な移動手段になっている所も、まだまだ残っているようです。その時、カーボーイハット
を被り馬に乗った女性もいました。もの凄く格好良かったのを覚えています。
会場に、1人だけカーボーイハットの女性がいました。思わず、写真を撮らせてもらいました。



後で分かったことですが、フェリアの責任者は、観光庁の生き字引氏のことは知りませんでした。
どうやら、生き字引氏は、このブログを利用して、ホンジュラスを少しでもPR出来ればいいと
思って働きかけていたようです。
上手くのせられてしまったのかも知れません。






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