INFOP(国立職業訓練機関)で日本の文化を紹介しました。




インフォップは、2ヶ所ありました。この間、朝早く集合したのは、ミラフローレスという所で、今日の
インフォップは、観光庁の直ぐ近くにありました。ツーリストポリスの課長さんが、脇道に入るので、
何処に行くのかと思ったら、着いていました。テグシガルパの中心地域に、まだ、こんな道があったのかと
思えるほどのデコボコ道でした。



ここは、観光専門の訓練校のようです。真っ先に、食事に案内されましたが、レストランも、その前段階の
厨房も、全て、観光関係の実践の場になっていました。レストランは、雰囲気もそれなりに整えられていて、
応対もしっかりしていました。ここでは、日本で受けるサービスと、何ら変わりがありませんでした。



もうここで食事をしたら、逃げられないですよね。
課長さんは、そのために同行してきていると言わんばかりの顔で、頷いていました。13時から17時まで4時間
あります。昨日、日本大使館で借りてきた日本人の生活のDVDは、ナレーションがスペイン語なので、
最優先しました。約1時間あるそうですから、後3時間使えます。かながわ地球市民メッセンジャーとしては、
神奈川県と横浜の紹介DVDを、是非紹介したいと思います。これが、約30分。そして、日本の観光関係の
ことは、1月に一時帰国した際に、JATAによって、数字が語る旅行業2007を購入しましたが、それが、
ここで役に立つことになりました。



自己紹介や休憩などを考えると、実際には、正味2時間位になってしまいます。



15人だと聞かされていたのですが、更に15人位の生徒が、やってきました。
日本に対して興味がある人達ということでした。大歓迎です。



先生から簡単に紹介された後、自己紹介から始めました。
DVDを2項目ほど見てから、質問を受けました。最初の質問は、外から家に戻った時には、必ず靴を脱ぐ
のかというものでした。日本人にとっては当たり前のことが、とても不思議な感覚として伝わってきました。
また、温泉が好きなこと、着物は、どのような時に着るのか、日本人は、何故挨拶の時に、キスしないのか、
お辞儀のことなど、思っていたより多くの質問がありました。



15時半になったところで、一旦休憩になりました。その間、先生が、他の教室などを案内してくれました。
縫製の実習や、閉まっていましたが、靴も作っているそうです。



休憩後は、本来のガイドメンバーになりました。
米ドルでの換算が分かり易いようで、円との比較をしていました。持参していた一万円札とコインを回覧
しました。また、日本の剣玉を披露しました。中には、自国の剣玉を知らない人もいました。



観光ガイドの印象などを伝えました。
教室の黒板の上に、大きな字で、ホンジュラスというのは、あなたのことです、という言葉がありました。
外国人から見たら、入国管理係官が最初の印象になります。しかし、旅行中、一番接する機会が多いのは、
ガイドになります。観光客に与える影響の大きさは計り知れません。そのことが既に教えられていました。
この人達のこれからが楽しみです。



時間は、本当に早く過ぎてしまいました。
日本大使館で借りたDVDが、役に立ちました。神奈川県と横浜市のDVDも、是非スペイン語が欲しいと
思いました。



好奇心のかたまりというか、恐いもの知らずというか、物怖じしないで、直ぐに引き受けて良かったと思い
ました。しかも、客観的に視覚に訴えるものがあったため、偏るようなこともなかったと思えます。



日本へは、航空運賃がいくらなのかといった質問も出ました。実現出来る出来ないは、ともかく、少しでも
日本への興味を持ってもらえれば、それだけでも前進なのではないかと、ほっとしました。この中の何人か
でも、日本で観光のサービス面などを学ぶ機会があれば良いのだがと思ったりもしました。









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