観光庁のすべてのお母さんが昼食に招待されました。





日曜日の母の日を前倒しにして、今日、観光庁のすべてのお母さんが、昼食に招かれました。
結婚していても、子供がいない人は対象外だそうです。でも、妊娠していることを証明できれば、参加資格が
あると言われました。女性らしい判断なのかも知れません。何しろ、観光庁の大多数は、女性なのですから。



去年のこの日は、観光庁から、いっせいに女性がいなくなった印象が強かったのですが、母親だけという制限
があったようです。



日本大使館へ、昨日借りたDVDを返しに行きました。日本人の普通の生活が、スペイン語で紹介されている
ものです。とても分かり易く、これだけで文化紹介になりました。日本大使館までは、観光庁から歩いて行け
ます。角を曲がるだけですから、本当に2、3分の所です。今日は、返却するだけなので、特に、アポイントを
とらなかったのですが、昨日同様、1等書記官のFさんに応対していただきました。



席に戻ったら、人事課長さんを訪ねるように言われました。何で呼ばれたのか全く見当がつきませんでした。
人事課長さんの机の前には、フリホーレスなどの食糧がたくさんありました。お店でも始めるんですか、と
尋ねたら、掃除担当のお母さん方に、プレゼントすると言われました。観光庁の職員ではないので、昼食を
一緒に摂ることにはならないようです。しかし、ほとんどが既婚女性で、お母さんのようですので、そうした
ことを配慮したもののようです。



昼食会場のレストランへ一緒に行って、皆の写真を撮って欲しいというものでした。これまでに、写真を何枚
撮ってきたのかは、とても覚えていませんが、その時々の瞬間を記録してきたことが、少なくとも役に立って
いると思われているようです。11時45分に出発するので、地下1階で待つように言われました。



指示された時間に行っても、お母さんは、1人だけでした。人事課長さんの姿も、ありませんでした。どうも、
ホンジュラス時間というのは、時間を指定する人の都合に合わせたもののようで、今日も、人事課長さんが、
12時に出発するためには、他の人には、多少早めに伝えておいて、本人が降りてきて、直ぐに出発できる時間
ではなかったのかと思ってしまいます。もちろん他の人達も、そうした感覚は百も承知なようで、どうやら、
お互いが、その辺を見込んだ動きとなっているようです。



ニーフーニーファというアルゼンチンの名前のレストラン会場に、少し遅れて、副大臣も参加されていました。
それに、4階のオフィスにいて、日頃はあまりなじみのないプロジェクトの人達の中にも、お母さんが、かなり
おられるようです。



1年に1度のことなのですが、子を持つ母親が集合し合うのは、お互いに刺激にもなるでしょうし、また励みにも
なることだと思います。母親、妻、職員、そして、観光庁で実施されている試験に備える学生の立場など、1人で
何役もこなしていることになります。そうした同じ立場を分かち合える仲間との場でもあるようです。



そんなお母さん達が、美味しい食事をしながら楽しい一時を過されたようです。終了間際には、お持ち帰り用の
袋が、いくつも出来ていました。



父親の日は、ないのですかと尋ねたら、男性は、集まりたがらないと言われてしまいました。設定がないから
集まらないのか、集まらないから設定がないのか、この辺のことは、よく分かりません。



このレストランで働いている人の動きは、とても機敏で、好感が持てました。また、トイレも、清潔に保たれて
いました。どうやら、お客様へのサービスというのは、店によって、大きな差があるようです。










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