朝刊のトップ記事は、ウラカン(台風)の最大警報でした。





太平洋側に突き出るような形のチョルテカ県に、最大級の警報が発せられました。



ここで、とんでもないニュースが飛び込んできました。
首都テグシガルパのトンコンティン空港で、タカ航空の航空機事故が発生してしまいました。
時間は、午前10時半頃だったでしょうか。コスタリカからの直行便だそうで、着陸滑走後に空港建物を
過ぎた辺りから滑走路を大きく左に外れて、脇を走る一般道に突っ込んでしまったというものです。



この事故で、パイロットと、同乗していた中米銀行の頭取他何人かが、亡くなったようです。
また、全ての乗客が病院へ運ばれました。午後1時を回っていますが、テレビは、ずっとこの事故の中継
を続けています。



テグシガルパは、しばらく雨が降っていませんでしたが、この2、3日で、やっと雨が降るようになりました。
それが、いきなり台風になってしまいました。



通常、ウラカンと呼ばれる台風は、カリブ海で発生しているそうですが、今回は、太平洋側でした。
こんなことは滅多にないことだそうで、余計に警戒感を強めているようです。このウラカンの規模は、10年前
に大被害をもたらしたウラカン・ミッチ級だそうで、時速155キロから249キロというのは、建物の屋根を吹き
飛ばしてしまうのに十分だそうです。従って、チョルテカ県への警報は、避難勧告のレッド警報でした。



近くのヴァジェ県、ラパス県、エルパライソ県、オランチョ県、そして首都のあるフランシスコ・モラサン県は、
イエロー警報で、ウラカンの推移を十分に見守り、食糧や通信手段を確保して緊急避難に備えるというものです。
また、コマヤグア県、インティブカ県、レンピーラ県、オコテペケ県、コパン県、サンタ・バルバラ県、コルテス
県、ジョロ県、アトランティダ県、コロン県、グラシアス・ア・ディオス県、イスラス・デ・ラ・バイーア県は、
注意勧告のグリーン警告で、ホンジュラス全ての18県に警報が促されました。



とんでもない日になってしまったようです。








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