明日、ワールドカップへの最初の試合が行われます。





2010年に、南アフリカで行われるワールドカップのリーグ入りを目指した最初の試合です。
対戦相手は、プエルトリコ。場所は、サン・ペドロ・スーラです。



ホンジュラスには、ディエス(数字の10)というスポーツ日刊紙があります。
新聞の名前は、サッカー選手の背番号10から名づけられたようです。価格は日本円で約30円。
新聞の95%は、サッカー関連の記事になります。



ホンジュラス選抜チームのために、世界で活躍している選手が召集されました。
その代表選手が、イタリアのインテル・デ・ミランに所属しているDAVID SUAZOで、
ホンジュラス人なら誰でも知っている選手です。(www.INTER.IT)



インテル・デ・ミランとは、2年契約で、契約金は、1800万ユーロだそうです。
インテル・デ・ミランにとっては、大切な選手の1人のようで、ホンジュラス人5人、イスラエル人5人、
合計10人のガードマンをつけているそうです。1国の大統領以上の扱いと言えます。
DAVID SUAZOを譲るとしたら、3600万ユーロと言っているそうですから、契約金の倍の価値を
認めていることになります。この契約金高は、ホンジュラスは元より、中米の選手の中でも、最も高い
金額になるそうです。



貧しいガリフナ出身のDAVID SUAZOは、サッカードリームを実現しました。
イタリアでの生活が17年に及び、イタリア人の奥さんは、グッチのデザイナーとしても知られているそう
です。自分の足は、スイスの銀行で、保険にかけているそうです。



ホンジュラスのサッカー選手の大半は、貧しい家庭の出身者だそうです。
田舎など、裸足でサッカーをしている子供達の中から、その素質を見出して、スカウトする専門の人達が
いるようです。そうしたチャンスをものにした選手が、現在イタリア始め、ドイツ、英国、スロバキア
ボーランド、米国、中国で活躍しています。



明日は、ホンジュラス選抜チームとして、熱狂的な声援を受けることになりそうです。









人気ブログ・ランキングへ