JICAシニア海外ボランティアに枕詞がつきました。




この日は、朝から中米銀行社交クラブで、日本人会主催のソフトボール大会、引き続きバーベキュー大会が
行われました。JICAチームは、青年海外協力隊員チームと、シニア海外ボランティアチームの2チーム、
そして、日本大使館チーム、日本人会チームの4チームで、名誉と景品を目指しました。



誰の目にも、若い人達のJICA青年海外協力隊員チームが優勝候補に映りましたが、日本大使館チームも、
大使を筆頭に、練習を積んで試合当日に臨むなど、気合十分です。



ルールは1試合1時間以内、若しくは5回までのいずれかで、女性が1名参加していることと、ピッチャーは、
腕を回さないで下から投げることが条件でした。外野のフェンスを越える特大のホームランを打った場合は、
相手チームに1点が与えられるという日本人会会長のご愛嬌ルールも設けられました。



くじ引きで対戦相手を決めたのですが、上手いこと、JICA同士で争うことはありませんでした。
1試合目は、JICA青年海外協力隊チームと日本大使館チームでした。JICAチームは、ほとんど勝ちを
握っていたのですが、1点差で勝利の女神を逃がしてしまいました。無理もありません。前日の送別会後の
2次会は、延々と朝まで続いたようで、皆、ほとんど寝ていなかったようです。



第2試合は、JICAシニア海外ボランティアチーム 対 日本人会チームです。
日本人会チームの主役は、日本レストラン宇佐美の社長で、文字通りの強打者、サードの守りも完璧でした。
ファーストには、ソフトボールクラブ経験者の女性が守っていました。シニアの一般的な傾向としては瞬発力は
あるのですが持続力に乏しく、回が進むと誰もがバテバテになっていました。ところが、この試合に負けると、
続いて3位決定戦をしなければならないと聞いて、皆、急にハッスルし出しました。休むためには勝つしかあり
ません。辛うじて、1点差で勝つことが出来ました。勝ったことの嬉しさより、これで休めるという安堵感の
方が勝っていました。



第3試合は、JICA青年海外協力隊チームが、日本人会チームを相手に、1点差で、劇的な勝利を収めました。



第4試合は、JICAシニア海外ボランティアチームと、日本大使館チームによる優勝決定戦です。
日本大使館チームは、初回に9点をもぎとりました。そして、マウンドには、大使自らが立たれました。



JICAシニア海外ボランティアチームは、少しずつ点数を重ねて、遂に4回の裏に逆転にしました。
5回の表を守りきれれば、勝ちになります。皆、太ももがパンパンになっていました。ここでも少しでも
早く終わらせたいという執念のようなものが働いて、勝つことが出来ました。勝利の瞬間、皆大喜びです。



結果的に、JICA青年海外協力隊の敵討ちが出来たことになります。そして何より、次回にソフトボール
大会が行われるまで、この優勝が語られることになります。大変な名誉です。スコア前で優勝の記念撮影です。
誰が書かれたのか、スコアのシニアの文字の前に、花の一文字が書かれていました。



表彰式です。
日本人会会長から、景品が渡されました。
1位は、ヒカリブランドのお米でした。30kg入りが、3袋もありました。
2位は、石鹸。3位は、歯磨き。そして4位は、ティッシュペーパでした。



Nさんは、早速、今夜、優勝祝賀会をしようと提案されました。
夕食の主役は、もちろん、お米です。手巻きにしようということになりました。



午後のバーベキュー大会は、美味しいお酒になりました。
振り返れば、どの試合も1点差という、大接戦でした。
バーベキューを楽しみながら、ソフトボール談義に、花が咲きました。










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