ホンジュラスの通貨の紹介です。




今日のヘラルド紙の一面は、この2年間で、生活になくてはならない穀物食糧の価格が70%も値上がり
していると報じています。
フリホーレスは、30から90レンピーラ3倍に、トウモロコシは、8から16レンピーラ2倍に、そして、米は、
1リブラ(460グラム)8から11レンピーラに、更に今日から、牛乳が1リットル当たり1レンピーラ値上がり
し、今週末には、ガソリンの値段が、1ガロン(約3.8リットル)2レンピーラ上がる予定だと伝えています。



首都のテグシガルパでは、あちこちで建築が進み、車の数も急激に増えていて、景気がよいように感じます
が、一方では、月収が3,000レンピーラ(約18,000円)から6,000レンピーラ(約36,000円)クラスの人達も
大勢いるそうです。この人達にとっては、まさに、日々の生活を直撃されていることになります。



1レンピーラは、日本円で約6円に相当しますが、コインでは、100センターボス分になります。
そのコインは、50,20,10,5,2,1センターボスの6種類で、全てにホンジュラスの紋章が入っています。
ですから、このコインの方が、遥かに価値があるように思えるのですが、一般的には人気がなく、紙幣以外
は、お金ではないと思っている人が多いのか、道にコインが落ちていても、拾う人はいないようです。



1レンピーラで買物をしたことはありませんが、公共バスの料金は、3レンピーラだそうです。スポーツ紙の
ディエスは、5レンピーラ、ヘラルド紙は、6レンピーラで買えます。昨日訪ねたオホホナへは、バスで行くと
1時間かかるそうですが、料金は、片道9.5レンピーラだそうです。オホホナで馬に乗って街を一回りする
料金は、10レンピーラで、イベント会場(ディスコ)への入場料は、20レンピーラでした。



500レンピーラ札は、かさばらなくて良いのですが、いざ支払う段になると、お釣がない場合が多く、使い
にくいお金になっています。タクシー料金は、距離によっても異なるのですが、だいたい60レンピーラで、
無線タクシーを利用すると、80レンピーラになります。



スーパーやファーストフード店など、生活のほとんどの場で、カードが通用しますので、現金を持ち歩く
必要がないのですが、500,100,50,20,10,5,2,1の紙幣の中でも、使いやすいのは、やはり100レンピーラ札
ということになります。








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