今日、トンコンティン空港の命運が決まります。




トンコンティン空港が、今後どうなるのか、最終結論を出す日を迎えました。
副題に、マヌエル・セラヤ大統領は、空港ターミナルを閉鎖し続ける考え方で一致しなかった委員会に
対して不快感を表した、とあります。



ヘラルド紙は、Dデーという言葉を遣っていました。何でも、第二次世界大戦のノルマンディ作戦を
映画化した時のタイトルが、Dデーだったそうです。
委員会の専門家は、トンコンティン空港を、これまで通りにオペレーションできるとしています。
一方、大統領は、エアーバスやジャンボジェットなどの大型航空機の再開はしないという立場を固持
しています。OACIやIATAは、トンコンティン空港が、再開可能なことを保証しています。
そして、負傷者20名の弁護団が、今週、タカ航空に対して航空機事故の請求を行うとあります。



写真のトラクターは、滑走路を広げるためのものではなく、パイロットが離着陸する際の視界を、より
広げるために、周りの小山を切り開いたものです。テグシガルパは、周囲を小さな山々で囲まれています。



ヘラルド紙を買ったら、おまけなのか、政府系機関紙ポデール・シウダダーノ紙がついてきました。
ブッシュ米大統領が、セラヤ大統領と笑いながら握手している写真では、パルメローラ空港の支持が表明
されています。

 

中央のそれぞれ2枚の写真は、トンコンティン空港とパルメローラ空港が比較されています。滑走路は、
トンコンティン空港の1,500メートルに対して、パルメローラが2,200メートル。また、滑走路への南からの
アプローチに対しては、トンコンティン空港が2.5キロなのに対して17キロ、北からは、4キロのところが
12キロと、パルメローラ空港の優位性が強調されています。



残念な航空機事故が起こったとはいえ、トンコンティン空港への愛着が強いのか、再開を望む声が強いのも
事実です。また、航空機事故の原因も、パイロットの操縦ミスにあったと考える人達には、割り切れない
ものがあるようです。



何やら、大統領と抵抗勢力の様相を呈していますが、間もなく結論が下されることになります。








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