ホンジュラスのサモラノへ行ってきました。

サモラノの名前は、着任当初から農業関係では、ラテンアメリカで一番の学校で、ホンジュラス人よりも
ラテンアメリカなどからの留学生の方が多い所だと聞いていました。



テグシガルパから1時間位で行ける観光スポットとロングステイ先を検討しているのですが、日曜日に、
オホホナへ行ったことから、今度は、サモラノへ行くことにしました。当日は、周辺の写真を撮るくらいで
いいと安易に考えていましたが、雑談中に、訪問予定を知ったA氏は、直ぐにJ氏に電話を入れ、サモラノ
では、誰かに案内してもらえるように頼んでくれました。J氏が連絡してくれたのは、10年以上も前のこと
だそうですが、観光庁でマーケッティング部長だったMさんでした。電話だけではなく、FAXまでしてくれて
いました。



サモラノという言葉は、学校の名称なのでしょうが、この地域全体も、サモラノと言うようです。Mさんに
代わってM氏が、自分の車で案内してくれました。テレビ取材の場合は、1週間位かかるそうです。それを
2時間で、全て知りたいと言ったものですから、笑われてしまったのですが、それでも大急ぎで対応してくれ
ました。



学生の数は、約1,050名で、19カ国から来ているそうです。年間の授業料は、約14,000米ドルだそうですが、
全額自費の学生は、約2割で、8割の学生は、奨学金を利用しているそうです。ここでは、教室だけではなく、
実習があるため、朝は4時半に起床するようで、目覚まし代わりの鐘までありました。昼食時間は、10時半
からで、食費などは、全て授業料に含まれているそうです。住宅居住地には、約70名と聞いた教授の家が
点在していました。学生は、独身に限られているそうで、男女それぞれの寮生活になるようです。



サモラノでは、実際に、野菜、果物、卵、肉、魚(養殖)、乳製品、蜂蜜、花などが生産されています。
単に作るだけではなく、販売するためのスーパーマーケットもありました。また、サモラノを訪れる人達への
対応も大切な仕事になっているようです。教会は、宗派には関係ないそうで、建物自体も戸も窓もない開かれ
たものでした。図書館の掲示板には、WILSON POPENOE図書館とありました。この間、テラのシニア海外ボラン
ティアO氏に案内してもらったランセティ−ジャ植物園の初代社長の名前です。ホンジュラスにとって大きな
功績を残されたようです。入口脇には、銀行もありました。一方レジャー施設なども充実していて、サッカー
場、野球場、テニスコート、バスケットボールコート、プールなどがありました。



M氏に、2時間、駆け足で案内してもらいました。
ホンジュラス観光庁の新ロゴでは、「ホンジュラス、全てがここにある」と表現していますが、そう言った
意味では、サモラノは、まさに、ミニ世界そのもので、生活の全てがここにあるようで、この中だけでも
暮らしていけそうです。



スーパーでサモラノブランドの蜂蜜とジャムを買いました。プラスチック容器の660グラムの蜂蜜は約420円
でした。瓶詰め500グラムのオレンジジャムは、約200円で、マンゴジャムは、190円でした。
当面は、サモラノを身近に感じていられることになります。



サモラノの詳細は、www.zamorano.eduをご参照下さい。












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