結論は、トンコンティン空港の閉鎖継続でした。




昨日のヘラルド紙の一面トップ記事では、頑固さという見出しを、自紙のタイトルと同じ大きさの活字で
表現していました。



セラヤ大統領の決断は、トンコンティン空港の使用を全面的に閉鎖するというものではなく、エアーバス
ジャンボジェット機といった大型航空機の乗り入れは、認められないというもので、小型機や軽量機に関し
ては、従来通りとしています。

 

今日のヘラルド紙では、国会は、トンコンティン空港の再開を承認しようとしている、また、大見出しでは、
民間は、トンコンティン空港の再開を求め大統領決断に反抗、とあります。市長を含む空港関係企業や空港
関連業者が抗議、但し平和的手段で、と表明しています。また、航空各社が100名以下の航空機ならこれまで
通りトンコンティン空港へ乗り入れできるという新条件を、果たして受け入れられるかどうか、とあります。



ホンジュラスにとっては、主権を譲歩してでも航空機事故の原因を究明したいとしているものの、
エルサルバドル側が、タカ航空事故関連情報の提供を拒絶している、という見出しもあります。



一方では、トンコンティン空港を閉鎖した大統領を告訴も、という言葉も見られます。受け止め方には、
大きな差があるようですが、どうやら、大統領との対立の構図が、はっきりしてきたようです。



一面の写真の女性は、Ingrid Betancourt女史、フランス系コロンビア人政治家で、FARC(Fuerzas Armadas
Revolucionarias de Colombia)によって6年間誘拐されていたが、昨日解放されたというものです。Ingrid
女史の夫は、フランス人で、ゲリラ組織へのフランスの強い働きかけがあったそうです。









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