観光庁でフロアー毎の壁画コンテストが行われました。




ホンジュラス観光庁には、観光戦略というものがあります。明確なビジョンの元、長期、中期、短期毎に、
成し遂げるべく目標が設定されていて、それぞれの部門で果たす役割が、定められています。観光庁では、
バイブルとでも言うべきもので、全職員が把握していなければなりません。単に、自分達の目標を理解し
ているだけではなく、ホンジュラスにある豊富な観光資源についての知識も求められることになります。

 

そのための試験が、外部で設定されていて、つい先日、終了したところです。この試験では、大臣を除く
全ての職員が対象となっていました。部長さん達も含まれていたことには、正直驚きました。



フロアー毎の壁画コンテストというのは、言わば観光戦略把握の団体戦で、それぞれの部門の目標や実績
などを、同じ大きさの枠の中に収めて発表することを競ったものです。他部門と同じフロアーの場合には、
使えるスペースが半分になってしまいます。書類を重ねるなど立体的に工夫をしたところもありました。
また具体的に、誰が関わっているのかを現すために写真も使われました。いかに簡潔に表現できるのか、
見栄えなど色使いや創造性などの発揮も問われていたようでした。中二階から5階までの5フロアーで
競われました。このコンテストを、一体誰が評価するのだろうと気になっていたのですが、招待されて
いたマスコミ関係者の投票によって決まりました。



夕方、レストランだった1階のスペースに全職員が集まり、結果発表がありました。観光戦略把握のための
個人戦団体戦への労いからなのでしょうか、軽食と飲物も準備されていて、お互いの健闘を称えながら、
ダンスなど、リラックスした時間を楽しみました。



写真は、各フロアーの壁画、マーケッティング部長とカウンターパートのツーショット、
そして、リカルド大臣と大学からの実習生の二人です。







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