科学者グループが馬のように大きなオオアリクイを発見。



 
今日のヘラルド紙の科学コーナーの記事です。
ホンジュラス国立科学機関が、お祭り騒ぎ。ホンジュラス国内では、いなくなってしまったと思われていた
この哺乳動物が、最近になって見つかった、というものです。



科学者グループが仕掛けていたカメラレンズが、絶滅したものと思われていた馬のように大きなオオアリクイ
の姿を捉えていました。また、この科学者グループの学術調査団が出会った動物として、モスキーティア地方
のジャングルを住処に棲息している強大な肉食性のピューマや、極端に臆病なため滅多に見ることが出来ない
といわれている鹿の一種の撮影に成功しています。更に、他の希少動物同様、絶滅の危機にさらされていると
いうバクの姿も収めていました。



オオアリクイは大食漢で1日に蟻を3万匹食べると書かれています。この量が、どの位なのか見当もつきません
が、以前、蟻の巣の大きさを調べている学者が、巣穴に樹脂を流し込んで、その規模を紹介されていたテレビ
を見たことがありました。記憶が定かではありませんが、10mから50m位だったかも知れません。一つの巣に、
蟻が何匹いるのかも分かりませんが、巣ごと食べ尽くしてしまう量なのかも知れません。それにしても、オオ
アリクイは、スペイン語では、Oso hormiguero(オーソ・オルミゲーロ)なのですが、新聞では、蟻を意味する
hormigueroの言葉が抜けているため、Oso Caballoだと、熊・馬となってしまいます。写真が載っていないと、
何か新種の動物が発見されたのだと、勘違いしかねません。



今回の発見は、ユネスコの自然世界遺産に登録されているモスキーティア地方のリオ・プラタノ生物圏での調査
によるものです。まだ行ったことはありませんが、此処には、豊かな自然が残っているようです。観光旅行と
いうよりは、アドベンチャーツアーになるのかも知れませんが、何時か、この圧倒的な自然の地に行けたらと
思っています。



ホンジュラスの新ロゴにあるように、モスキーティア地方に代表される自然、ロアタン、ウティラ、グアナハ、
カージョス・コチーノスの島があるカリブ海マヤ文明コパン・ルイナス遺跡の歴史遺産、またガリフナに代表
される音楽やそれぞれ少数民族独自の文化など、観光の全ての要素が、ここホンジュラスにあるようです。







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