久し振りに、マヌエル・ボニージャ国立劇場へ行きました。

今日のヘラルド紙に、マヌエル・ボニージャ国立劇場でのイタリアオペラが紹介されていました。
何か、とても懐かしい感じがしました。しばらくコンサートに行っていないことにも気がつきました。



プログラムには、「イタリアオペラ・アリアのハイライト」のタイトルで、その下に、イサベル・サルガード
という名前がありました。隣に座っていた人から、もう引退されたけど、ソプラノ歌手として50年間活躍されて
きたこと、そして、今夜のオペラは、彼女に敬意を表して、彼女に捧げられる、と教えてもらいました。



プログラムに、略歴が紹介されています。
イサベル・サルガード、ソプラノ歌手。ホンジュラス北部海岸の都市テラ出身。16歳の時に、John Rexise先生の
元で、歌の勉強を始め、後に、ホンジュラス政府の奨学金を獲得して、ローマの有名なサンタ・セシーリア音楽
学校に留学。以下、ソプラノ歌手としての輝かしい経歴が記されています。



プログラムには、また、シライシ・チトセさんという日本人のソプラノ歌手の名前がありました。
このシライシさんが、日本大使館に勤務されている白石さんに直ぐには結びつかず、理解するのに少し時間が
かかってしまいました。



白石さんは、第1部では、セビリアの理髪師からと、マダムバタフライの2曲を、そして第2部では、ラ・ボエーム
を独唱されていました。また、テノール歌手のエリオミン・セラーヤさんが、ツーランドット(誰も寝てはならぬ
を歌い上げていましたが、直ぐに、アイススケート金メダリストの荒川静香さんを思い出すほど、この曲は、
すっかり荒川さんのイメージソングになったように思えました。オーケストラでは、ウイリアムテル序曲など、
全部で20曲もあったのですが、全く時間を感じませんでした。



イタリア大使館ホンジュラス文化・芸術・スポーツ省などの後援のお陰で、今夜のコンサートは、無料で
楽しむことが出来ました。
更に、イサベルさん、白石さんとも一緒に、写真を撮らせてもらえました。
ホンジュラスでの、良き思い出となります。



もう直ぐ4時になります。
どうやら、ツーランドットは、今日のブログのことを暗示していたのかも知れません。






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