パンアメリカン ハイウエイ21日間旅行の初日です。

パンアメリカン ハイウエイを行く、ニカラグアコスタリカパナマ21日間旅行の出発の日を迎えました。
今日は、ホンジュラスの首都テグシガルパからニカラグアの首都マナグアまでの移動で、憧れのパンアメリカン
ハイウエイを走ります。



多少興奮していたのか、目覚まし時計が鳴る前に起きました。
朝6時のテレビでは、北京オリンピックの閉会式の模様が映っていました。



予約していたラジオタクシーも、時間通りに来てくれました。日曜日の朝ですので、道路も空いていて、ティカ
バス(TICA BUS)には、思っていたよりずっと早く着いてしまいました。でも、そのお陰で、日本人の青年に会え
ました。窓口で、エルサルバドルへの行き方を尋ねていました。これから半年かけて、中南米を回るそうで、
最終目的地は、ブラジルを目指しているようです。こんなにタイミングよく会えるなんて、ラッキーだと思い
ました。もしかしたら、思っているよりも多くの人達が、中南米を旅行しているのかも知れません。



乗車前に、乗車券の確認と、荷物の個数に合わせた荷札を受け取ります。
9時ちょうど発のティカバス(TICA BUS)は、10分ほど遅れて出発しましたが、特に案内などはありませんでした。
うっかりしていると乗り損ねかねません。



ティカバス(TICA BUS)は、以前は、テグシガルパから、エル・パライソ県のダンリへ向かい、ラス・マーノスを
経て、ニカラグアに入っていたそうですが、現在では、太平洋側方向へ向かって、チョルテカからグアサウレで
国境を通過しています。ホンジュラスの道路は、かなり立派なものだと思っていますが、観光客のためではなく、
隣国からや隣国への物資を運ぶ大型車輌の重量に耐えられるように造られているそうです。



その国境の町グアサウレには、12時20分に着きましたが、ティカバス乗務員が事前に、パスポート、居住証明証
カード、税関申告書、そして、自治体と手続の費用として2米ドルを集めに来ました。ティカバス(TICA BUS)が
全員の分をまとめて手続してくれます。手荷物のパソコンは申告不要ですが、バスの座席の下に預けた荷物の中
にある場合は、申告する必要があると言われました。
グアサウレ周辺には、食堂がありますが、ニカラグア入国後は、そのまま、首都マナグアへ向かうという情報を
得ましたので、ここで、軽く食べておくことにしました。チキンの女王という意味のポージョ・レイがありました。
ローストチキン1本に、トルティージョ2枚がついて、30レンピーラ(約180円)でした。

バスの前に、人が集まっていました。預けていたパスポートと居住証明証カードを返してもらいました。
ニカラグアの出国カードも付いていましたが、パスポートには、入国スタンプが、見当たりませんでした。



ティカバス(TICA BUS)が再び出発したのは、13時でした。
日本の援助で建てられた橋を渡ると、いよいよニカラグア国です。
不思議なことに、日の丸を見ると、何となく安心出来ました。



ニカラグア税関係官の荷物検査は、直ぐに終わりました。



40数年前に、友人達が通ったパンアメリカン ハイウエイに思いを寄せながらも、軽食後の冷房の効いたバスの中、
つい眠くなってしまいました。急に雨も降り出し、最初の稲妻を見た後、少しの間でしたが眠ってしまいました。



レオン到着、14時45分。今日の目的地マナグアには、16時10分に着きました。同期シニア海外ボランティアで、
ニカラグアで活動されているNさんに迎えに来てもらいました。Nさんには、この旅行の計画段階から、細やかな
情報をもらっていました。



長い1日が終わりました。





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