ニカラグアからコスタリカへの移動日です。

朝5時に予約していたタクシーは、時間通りに来てくれました。
TICA BUSまでは、18分ほどで、料金は、80コルドバ(480円)でした。



TICA BUSのカウンターで、パスポートと乗車券を提示します。荷札をもらい、荷物を預けて、手続は完了です。



パンアメリカン ハイウエイは、オメテペ島へ行く時と、グラナダからの帰りに通っています。廃墟となった病院
前と、墓地の脇道までが同じ道で、それからが新たなパンアメリカン ハイウエイとなりました。
国境のペーニャス・ブランカスに到着したのは、8時45分頃でした。



到着前に、パスポートとホンジュラスの居住証明カード、それと渡されていた出入国カード、そして、手続費用と
して3米ドルが集められました。



何となく分かってきたことは、ニカラグアの出国手続は、TICA BUSが代行してくれます。そして、国境では、バス
会社毎に、駐車する場所が決まっているようです。コスタリカでも、同じでした。
入国手続きと税関申告は、各自で行うことになります。TICA BUSの乗客が手続するコスタリカの入国と出国の窓口
は、レストランと同じ建屋に、ありました。パスポートと税関申告書を提示して、入国のスタンプを受けます。



その後、TICA BUSに預けていた荷物を引き取り、バス近くの検査台の上に荷物を置いて、税関係官の到着を待ちま
す。係官の数は限られているようで、向かい側で他のバスの検査していた係官が、こちら側に来て、検査を始めま
した。たまたまなのか、詳しく調べられるようなことは、ありませんでした。



TICA BUSに荷物を預け直して、再びバスが出発したのは、11時15分頃でした。
ここでは、かなり改善点があるように思えてしまうのですが、そんなことを指摘したりすれば、恐らく内政干渉
なってしまうのでしょう。大昔、バリ島で、入国手続きをするための長い列が出来、炎天下に並んだことがありま
した。たまりかねてクレームをした人が、別室に連れていかれたことを覚えています。どれだけ時間がかかろうが、
郷に入れば郷に従うことになるのでしょう。



アジア人と思える男性と隣り合わせになり、同じメーカーで、色形も同じバックバッカーを持っていたことから、
挨拶を交わすことになりました。2年前にアルゼンチンで買ったそうです。フィリピンのセブ島生まれなのですが、
パスポートは、ベルギーで、メキシコで観光関係の仕事をしていたことがあるそうで、コスタリカにいる妻と子供
に会いに行くという何とも不思議に思える人でした。



リベリアで降りる人達がいました。12時18分でした。
Nさんが、サンドイッチとクラッカーを用意してくれていました。手続きなどで、食べることが後回しになって
いましたが、昼食は、各自が適当に済ますことのようです。サンドイッチは、朝の内に食べてしまったのですが、
クラッカーに助けられました。行き届いた配慮を有難くいただきました。ファン・サンタ・マリア国際空港でも
降りる人達がいて、コスタリカの首都サン・ホセには、16時15分に到着しました。



コスタリカのTICA BUSでは、最初に預かった人の荷物から渡すために、バスから運ばれた荷物が、引渡し所で山積
になってしまいました。自分の荷物を見つけた人は、そんなことはお構いなしに、口を出します。また、TICA BUS
係員が、荷札の番号を読み上げても、その場にいないため、混乱する一幕もありました。



待ち構えているタクシーに乗りました。マイクロバスでした。コスタリカに、初めて来たことを伝えると、見えて
くる建物などをガイドしてくれました。ホテルには、16時50分に着きました。タクシーの料金は、4米ドルでした。






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