コスタリカの首都サン・ホセで、桃太郎さんに会ってきました。

先ず、明日のロス・チーレス行きのバスの乗車券を買わなければなりません。朝5時30分の出発です。
それを逃すと、15時30分まで待たなければなりません。ガイドブックにある住所を、ホテルで確認したところ、
歩いて行ける距離だと言われました。



黄金博物館と呼ばれているコスタリカ中央銀行博物館は、9時30分からです。まだ間がありますので、散歩がてら、
ロス・チーレス行きのバスターミナルまで歩くことにしました。ところが、バス会社の窓口は、閉まっていました。
側で米国人女性が何やら質問していました。終わるのを待って尋ねたところ、5時30分発のバスなら、バスに乗った
時に買ってくれればいいと言われました。



ホテルから、歩けることを確認したことになりました。ただ、大通りからバス会社までの通りの雰囲気が、ホテル
周辺とは、異なっているように感じましたので、タクシーを利用した方が良いかも知れません。



黄金博物館では、大きなものから小さなものまで、夥しい金の装飾品が展示されていました。よく、これだけ
たくさん残っていたものと感心させられました。入場料は、7米ドルでした。
国立博物館は、表と思える門には、鎖がかけられていました。現在では、裏に当たる所が入口のようです。
国立博物館で、いつか実物を見たいと思っていた石の球体を見ることが出来ました。入場料は、4米ドルでした。
どちらも、米ドルで支払うと米ドルでお釣がきました。



日曜日のため、国立劇場もヒスイ博物館も休館でした。
午後の時間で、是非、桃太郎さんに会いに行きたいと思いました。ホテルのフロントでは分かりませんでしたので、
インタネットで検索することにしました。サン・ホセで検索すると、米国カリフォルニアの桃太郎が紹介されていま
した。岡山県は、世界のサン・ホセと姉妹都市を結んでいるようです。コスタリカを加えて検索したら、岡山公園と
いう名前が出てきました。岡山県にある公園のことかと思ったら、コスタリカの首都サン・ホセにある地名でした。



ホテルで行き方を尋ねたのですが、ここでも理解するまで、少し時間がかかりました。エル・パルケ・オカヤマと
いう場所があること、そして、そこへは、バスで25分位かかること、そのためのバス停は、文化広場を下がった所
で、人に聞いて下さいというものでした。料金は、200コロン位と教えてもらいました。
通りを一本行き過ぎてしまいました。近くを歩いている人に、声をかけるのですが、関りたくないと思うのか、
返事もそこそこに、足早に行ってしまう人がいました。バス停と思われるところで待っている人に声をかけたら、
若い人が、応えてくれました。お陰で、バスを待つことが出来ました。



岡山公園は、スペイン語では、パルケ・デ・オカヤマで、地名では、サン・フランシスコ・デ・ドス・リオスと
なります。二本の川のサン・フランシスコと意味なのですが、何のことだか全く分かりません。バス自体の行く
先は、カバーニャ・ラ・パシフィカで、公園のある地域をボスケ(森)というようです。コスタリカの人達には、
これで十分通用するのでしょうから、この中に入っていくのは、なかなかに大変なことだと思います。



ホテルの人は、日本人とわかっているので、それなりに気遣ってくれたようですが、万一、分からない時には、
パルケ・チーノ(中国公園)と言えばいいとアドバイスしてくれました。確かに、岡山県は、中国地方ですが、
もちろんそんなことではなく、日本人も中国人も区別がつかないため、アジアの総称として、中国人と呼んで
いるようです。しかし、岡山県がサン・ホセに寄贈した公園を、俗に中国公園と呼ばれているのには、少し割り
切れない気持も残りました。



桃太郎さんの話がスペイン語で紹介されていました。
公園は、とてものどかで、子供連れの家族や若い人達の憩いの場になっているようです。



バスの料金は、行きが185コロンで、帰りが、190コロンでした。約40円です。サン・ホセのバス停の近くに、
理髪店がありましたので、カットだけお願いしました。1,000コロン(約220円)でした。コスタリカは、物価が
高いと聞いていたのですが、庶民の中に入れば、それなりの暮らしも出来るのではないかと思いました。







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