カーニョ・ネグロから、アレナル火山湖へ行きました。

カニョ・ネグロのホテルで、予定していたバスルートを確認したところ、地図で見るよりは、時間がかかると
言われてしまいました。ロス・チーレス、サン・カルロスと来た道を戻り、ラ・フォルトゥーナへ向かい、
それから、ラグーナ・アレナルへ行く方が早いし、確実だとアドバイスされました。



昨日は、朝が早かったので、のんびり過すことにしました。
朝5時半のバスの後は、12時50分まで、バスの便が、ありません。



ホテルのオーナーは、スイス人でした。ホテルの向かい側には、果物畑があり、鳥の呼び寄せにもなっている
そうです。生ゴミの堆肥で野菜も栽培していて、ちょうど、大きな黄色のキュウリが収穫されていました。
畑の奥に続く森も、ホテルの所有地だそうです。



テレビもラジオも電話もありません。14室の部屋があっても、客は1人でした。遠くから来る車の音が、よく
聞こえます。12時を少し回ったところから、ホテルの玄関先で、バスを待っていました。何もすることがあり
ません。強い日差しでした。バスが来るまで、昨日のボートで、ずぶ濡れになっていたジーンズを干しました。



バスは、12時58分に来ました。ロス・チーレスには、14時5分に着き、14時15分発のサン・カルロス行きに接続
できました。バスには、大勢の人が乗り込みました。生活バスですから、人数分のバス停があることになります。
彼らのバスの中に、外国人が1人紛れ込んでしまいました。途中、警察官の検査がありました。成田空港の検問を
思い出し、安心しました。



サン・カルロスに着いたのは、17時15分でした。ここから、ラ・フォルトゥーナまでは、45分位だと聞いていま
したので、明るい内に着けるものと安心していました。サン・カルロスでもタイミングよく、17時30分発のバス
に接続できました。隣の席の若い男性に、何気なく、ラ・フォルトゥーナまでは、45分ですよねと尋ねると、
2時間はかかると言われてしまいました。この時間帯のバスを利用する人が一番多いそうです。この後は、20時発
まで待たなければならないからだそうです。



サン・カルロスを出発したものの、短い区間で、頻繁な人の乗り降りがあり、なかなか進みません。
やっと順調に走り出した頃には、辺りは、すっかり暗くなっていました。あれだけ大勢いた人達も、最終的には、
5、6人になっていました。ラ・フォルトゥーナに着いた時には、20時を回っていました。ホテルへ電話をするため
には、小銭が必要です。目の前のメガ・スーパーで両替してもらいました。ホテルから電話をするように言われて
いたのは、もしかしたら、迎えに来てくれるのではないかと、淡い期待もあったのですが、送迎サービスはして
いないと、あっさり断られてしまいました。タクシーを利用するしかありません。料金は25米ドルと言われました。



バスの料金を考えると、カニョ・ネグロからロス・チーレスまでが1,100コロンで、サン・カルロスまでが1,600
コロン、更に、ラ・フォルトゥーナまでは、600コロンですから、日本円では、720円で、大変な距離を来たことに
なります。比べる訳には行かないのでしょうが、タクシーの料金は、別格です。



タクシー乗り場は、スーパーから少し離れた所にあり、数台並んでいました。
若い男性から、声をかけられました。ホテル名を伝えても、知らないように思えました。携帯で場所を確認して
もらってから値段の交渉です。ホテルからは、25米ドルと聞いていると伝えたら、ホテルまでは、40分かかるし、
道が悪いので、30米ドルだと言ってきました。60歳以上の割引で、20米ドルで交渉する積りだったことを伝え、
双方が5米ドルを譲歩して、25米ドルにしようということで折り合いがつきました。



幹線道路から脇に入ったホテルまでの道は、本当にデコボコ道でした。夜道を40分以上かかって、ホテルに到着
したのは、21時半頃でした。



チェックインするなり、帰りのことを確認しました。
移動は、朝早いに越したことはありません。そのため、支払も先に済ませておきたいとクレジットカードを提示
したのですが、ICが組み込まれたカードの場合は、暗証番号を入力して欲しいと言われてしまいました。



暗証番号を、はっきり覚えていません。これまで、暗証番号を聞かれたことは、ありませんでした。一度試した
のですが、間違っていました。何度も間違えると、無効になってしまうかも知れませんので、現金で支払うこと
にしました。



午前は、のんびり過せたものの、午後は、長い半日となってしまいました。




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