INICE体育館で運動会がありました。





年に一度の運動会です。
チーム別の得点表には、在ホンジュラス日本人会、テグシガルパ日本語補習授業合同大運動会と書かれていました。
日本大使館の方々始め、JICAホンジュラス事務所の皆さん、企業関係の皆さんや個人事業主、またJICA関係者とし
て、専門家として赴任されている方達やご家族、青年海外協力隊の皆さん、そして、シニア海外ボランティア各氏
と、その家族が集いました。



お子さん達にとっては、ご両親や先生方と一緒に遊べる楽しい一日となります。



入口で、チーム分けのくじを引きました。
ゴールデン兎、ホワイトタイガース、うさぎさん、ホワイトベアーズの4つのチームに分かれて競います。
こうしたチーム名や、子供達のチーム分けは、自分達で考えて準備していたようです。



大会に先立ち、在ホンジュラス日本大使館S大使による開会宣言のご挨拶がありました。S大使とは、6月22日に
行われたソフトボール大会以来となります。ご挨拶後、新たに、ホンジュラスに着任された方達の自己紹介があり
ました。また、間もなく、日本に帰国されるご予定の前日本人会会長H組のM氏と、JICAホンジュラス事務所
S所長のご挨拶がありました。



チームは、多少のばらつきがありましたが、子供3名、大人10名で編成されていました。
競技は、4人一組のムカデ競争から始まりました。10名によるパン食い競争リレーでは、アンパンに人気が集中
していました。更に、借り物競争からドッジボールへと続きました。ところが、ドッジボールゲームでは、
5分間では勝負がつかず、2分間の延長、更に2分の再延長と好勝負が見られました。ここで、午前の部が終わり、
昼食タイムとなりました。



午後の競技は、神経衰弱競争から始まりました。コーンを一周して戻ってきてから、裏返しに置かれた9枚のカード
を2枚めくり、組み合わせが合えば、続いてカードをめくることが出来ます。ジョーカーが1枚含まれていますので、
その場合は、もう1枚カードをめくることが出来ます。9枚のカードを開けたチームから順位が決まります。



白い恋人は、小麦粉の中に隠されている大福をくわえて戻ってくるリレー競技です。ホンジュラスでは、大福を
売っている店はありませんので、皆さん、この競技ばかりは、食い気一色で参加されたようです。女性は台の上、
男性は床に置かれたトレイを利用しました。手を使うことが出来ませんので、大福をくわえると小麦粉で顔が白く
なってしまいます。誰がなづけたのか、白い恋人と呼ばれています。



ラケットリレーは、文字通り、テニスラケットを使用して、風船を運び、正面のコーンを一周してくるものです。
ここで、順位の中間発表がありましたが、この後の恒例の綱引きでは、それまで以上の得点が与えられますので、
最終の綱引き競技に勝てれば、それだけで優勝出来ることになります。1本3分間の3本勝負です。大人も子供も
裸足になって、踏ん張っていました。



もちろん親睦のための運動会なのですが、一方勝負事でもあります。どのチームも勝ちモードに入っていて、
全力を尽くし、心地よい汗をかいていました。



全競技が終了しました。
表彰式では、最初に、子供達に対して、日本大使館が準備された参加賞が配られました。そして、順位から順に、
賞品となっている箱を選ぶことが出来ました。ここでも優勝したからといって、必ず良い賞品を受け取れるという
訳ではありません。賞品は、うどんや、お菓子、ティッシュペーパー、バナナといったものでした。敢闘賞では、
ドッジボールで頑張った男の子と、綱引きに負けて悔し泣きした最年少と思われる女の子が選ばれて、賞品の帽子
を受け取っていました。



合同大運動会は、ホンジュラス日本人会S会長のご挨拶で締めくくられました。
この後のホンジュラス日本人会の行事としては、餅つき大会や忘年会などのイベントが予定されているそうです。








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