緊急支援物資を準備しました。




このところ、テグシガルパでは、降ったり止んだりの雨の日が続いていました。
地方では、雨が降り続いた地域もあったようで、膝まで水に浸かった状態が報じられていました。
15日にホンジュラス全土を覆っていた熱帯性低気圧第16号などの影響もあるようです。



観光庁では、大臣から各部門長に対して緊急招集があったようで、急遽、支援体制がとられました。
お金は即日で募られました。また、使わなくなっている衣類などの提供協力の要請がありました。衣類は、
誰のためのものなのかが分かるように、性別、年齢などのメモを添えるようにとの指示がありました。



マーケッティング部では、米、小麦粉、オートミール、粉ミルク、砂糖、塩、スパゲッティ、即席スープ、
コーヒーなどの食糧を、ビニール袋に小分けしました。それぞれの部門にあるもので、支援できるものが
準備されたようです。



約1時間の作業でしたが、20家族分に相当するそうです。
いつもは、別々に仕事をしている人達が、それぞれの業務を少し離れて、一緒に作業をするというのは、
それはそれで、案外楽しいものです。



被害を受けた人達にとっては、足りないものだらけかも知れません。
衣食住の基本的なところが揺らいでいることになります。食糧があっても、熱がないとか、暗い夜や寒さ
なども懸念されます。飲料水が確保されているのかどうかといったことや、長引けば、いろいろな薬も
必要になってきます。



一刻も早く援助の手が届くことを祈ります。








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