サンタフェ市役所の周辺を歩きました。

ホテルから歩いて市役所へ行きました。1本道です。教会の向かいが、市役所でした。若い男性が声をかけて
きました。A君です。とても人懐こい感じで、誰か友達が来る度に紹介してくれました。



しばらく雑談して過しました。A君は、英語を話しますから、スペイン語ガリフナ語と合わせて、3つの
言葉を話すことになります。ガリフナの社会というのは、皆、お互いに良く知っているそうです。
俗に考えると、そのような社会では、悪いことは出来ないことになります。お互いに助け合っているのは、
昨日の川に流された車の事件の様子からも、よく理解出来ます。



カリブ海は、直ぐ目の前にあります。浜辺には、このところの雨のせいで、高波で運ばれてきた、いろいろな
ものがありました。A君は、今日のような波を見ていると信じられないかも知れないけど、と前置きして、
3月のセマーナ・サンタ(聖週間)の頃は、波が全くなく、まるで鏡のような穏やかな海面になると話して
くれました。



街の中を散歩しました。街と言っても、向こうが見通せます。
水たまりのある道を歩いていると、何だか子供の頃にタイムスリップしたような気持になりました。
小川の川藻も、子供の頃に遊んだ川を思わせます。



小雨だったのですが、洗濯物を干したままの家が何軒かありました。ということは、いつもは、雨が降っても、
直ぐに晴れるからなのでしょう。床を高くした家や、大きなアンテナを備えた家もありました。



ホテルに戻って間もなく、サンタフェ市のL市長さんが来られました。
トルヒージョへ行かれるそうです。一緒に来るように言われて、案内されたのは、エル・デルフィン(イルカ)
という名のレストランでした。この一帯は、イメージしていた通りのカリブ海の浜辺のレストランでした。
カリブ海を全面で受け入れるような、開放感いっぱいのレストランでした。かやぶきの屋根のスペースもあり、
観光客の視点をよく理解しているように思えました。



メニューは、主に海鮮料理でした。料金は、観光客を意識したもののようでしたが、味は、さすがという感じ
でした。ただ、ガリフナの料理が見当たらないので、サンタフェの浜辺のレストランでは、スペシャルメニュー
として、ガリフナ料理が食べられた方がよいことを伝えました。また、このメニューのお客様には、ガリフナ
のお酒のギィフィティも、最初は小さなグラスで、ウエルカムドリンクにして、2杯目から料金設定すれば、
楽しんでもらえるのではないかと話しました。水洗トイレは、清潔に保たれていました。壁面にありましたので、
直ぐに分かるのですが、前についたてがあれば、良いと思いました。



外から見た限り、ここの浜辺のレストランには、同じ様な雰囲気を感じるため、観光客を受け入れるための
相乗効果があるものと思われます。



サンタフェ市の浜辺のレストランが気になり、回ってもらいました。
浜辺には、十分魅力がありますが、それでも改善した方が良いと思える点を、目の前にあるレストランで気が
ついたことなどと一緒に伝えさせてもらいました。



今日も雨が降ったり止んだりの1日でした。





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